トップページ
会社情報
美容・健康情報館
お問合せ
タラソテラピーとは
製品一覧
キャンペーン
ショッピング
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
オーガニックコスメの真実 まとめ
〜 安全性が確かめられた成分が安全! 〜
オーガニックコスメ の本当を知ろうシリーズ <最終>
シリーズ@の記事
では、日本ではオーガニック化粧品に何ら法的根拠や公的認証機関がないことを書きました。
シリーズAの記事
では、オーガニックで安心する方ほど、毛穴が開きやすい傾向のことを書きました。
シリーズBの記事
では、オーガニック化粧品では重篤な肌荒れに悪化する可能性について書きました。
シリーズCの記事
では、成分一つひとつをチェックされない自然派志向の方に内在するリスクについて書きました。
シリーズDの記事
では、オーガニック化粧品によるアナフィラキシーショックのリスクについて書きました。
シリーズEの記事
では、オーガニック化粧品による肌トラブルを好転反応と捉える危険性について書きました。
シリーズFの記事
では、オーガニック化粧品における「アレルギーテスト済み」の意義について書きました。
シリーズGの記事
では、オーガニック化粧品における「農薬不検出」の意義について書きました。
シリーズHの記事
では、天然防腐剤配合のオーガニック化粧品の安全性について書きました。
シリーズIの記事
では、オーガニック化粧品は敏感肌用であるか否かについて書きました。
シリーズJの記事
では、オーガニック化粧品がアトピー性皮膚炎に適しているか否かについて書きました。
シリーズKの記事
では、コチニールによるアレルギー事故が意味することについて書きました。
シリーズLの記事
では、オーガニック化粧品の価格が高く設定されているかの理由について書きました。
シリーズMの記事
では、オーガニック化粧品が乾燥肌に不向きな可能性について、書きました。
シリーズNの記事
では、エコサート認証のオーガニックコスメについて書きました。
シリーズOの記事
では、エコサート認証成分配合化粧品について書きました。
シリーズPの記事
では、エコサートという言葉を標榜する、EGF配合化粧品について書きました。
シリーズQの記事
では、妊娠中の方が使用する場合の安全性について書きました。
シリーズRの記事
では、オーガニック化粧品のメリットとデミリットについて書きました
そして前回の
シリーズSの記事
では、オススメのオーガニック化粧品の条件について、アルガ・アイ流に書きました。
今回は、完結編です。
まったくの天然成分で出来上がった化粧品や化粧水は、使用していると気分が豊かになるかもしれません。自然いっぱいの野山をお散歩しているような・・・。そんな感じかもしれません。しかし自然の野山には、危険が潜んでいます。ウルシに触れれば、天然刺激物でかぶれる方がいらっしゃいます。マムシに噛まれれば、天然毒素で死亡するかもしれません。もしかしてクマさんと鉢合わせになって、驚いたクマさんがあなたのお顔を引っ掻くかもしれません。
化粧品成分を、天然か化学合成に分けることは、とても簡単です。思考回路をほとんど働かせずとも、短絡的に右か左により分ければいいだけのことです。そしてその先の危険性への配慮が不足しているために、いとも簡単にアレルギー性接触皮膚炎等の肌トラブルへ陥ることになってしまいます。
これまで書いてきたように、通常の化粧品(ケミカルコスメ?)に比べて、オーガニックコスメには未知の危険性がたくさん含まれています。それは通常の化粧品に比べて安全性に関するデータの蓄積が、ほとんど皆無に等しいからです。最近まで日本の国の政策は、天然由来であれば安全という立場をとってきました。これが大きく関与しているかもしれません。
その最たる例が
シリーズF
で記述した、天然成分のコチニール色素のリスクについて厚労省から注意喚起されるまで四半世紀以上かかった例です。その間は消費者は無防備であり、健康被害が出続けるわけです。同様の事例として増えつつある例が、ローズマリー葉エキスを天然防腐剤として配合した、無添加化粧水/化粧品と称するコスメによる、
「時間差肌トラブル」
です。万一使用者が妊婦さん/妊娠中で、天然だから安全と信じ込んでアレルギー性皮膚炎というシグナルを見落としてしまえば、流産の危険性もあるわけです。このあたりがオーガニック化粧品を使用する上での、イチバン重要なポイントといえるでしょう。
以上のように自然派であれば、リスクを伴います。化粧品といえども、同じでしょう。歴史的に安全性が認められる天然素材で組み立てられた化粧品であれば、安全性は高いといえるかもしれません。しかし天然素材で組み立てられた化粧品というだけでは、安全性は何ら担保されません。
弊社は製品を企画・研究する際には、とにかく歴史的な安全性の根拠探しからスタートします。たとえば海洋植物であれば、フランス・ブルターニュの海洋工業研究所(CEVA)に照会をかけます。なぜなら海洋植物にも、危険性の高い化粧品原料があるからです。その他文献で詳細するなどして、アレルギーの報告のあるものは除外していきます。ただしそれでも、100%安全であるとは言い切れません。
まずオーガニック化粧品を選ぶ際には、構成するボタニカル成分個々の安全性を調べることが、自然派の消費者さんには必要でしょう。これだけでも、安全性はぐっと高まると思います。そしてご使用中に異常が発生したら、勇気をもってご使用を中止することです。しつこいようですが、これがイチバン大事です。
肌トラブルに遇わない方は、安全性情報も上手に入手する技をお持ちで、化粧品成分を一つひとつを吟味される傾向があるようです。決して「天然=安全」「化学合成=危険」といった決めつけや、「石油由来成分フリー=安全」「石油由来=危険」といった、単純な思考をされません。ほんとうの自然派とは、安全性の高い天然由来成分のみ、または安全性の高い天然由来成分を主成分としたコスメを選ぶということではないでしょうか。
ぜひ安全性に気を配りながら、オーガニックコスメライフを安全にお過ごし下さい。
(オーガニックコスメの本当を知ろうシリーズ 終了)
(
ココログの関連記事
)
(
アメブロの類似記事
)
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
ページトップへ
ココログ
Ameba
Hatena
Facebook
Twitter
Instagram
無断転載は、ご遠慮下さいませ。