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EGFやFGF配合エコサート化粧品?
〜遺伝子組換技術に頼ったオーガニック化粧品〜
この一連の記事は、オーガニック化粧品や自然派化粧品の、悪口を書くものではありません。いわゆる自然派化粧品に対する過信による健康被害を避ける、または重篤化を免れていただくのが目的です。あらかじめお断りしておきます。
オーガニックコスメの本当を知ろうシリーズP
前回の記事
では、「エコサート認定成分配合化粧品」の意味について書きました。今回はその続きで、奇怪とも思える宣伝方法について書きたいと思います。
「EGF配合オーガニック化粧品」
「EGF配合自然派化粧品」
上記のようにPRされた、化粧品/コスメもあるようです。EGFやFGFは通常、遺伝子組み換え大腸菌が作り出されます。遺伝子組み換え生物による生成物であるために、ふつうに考えれば「自然派」や「オーガニック」とは正反対でしょう。表現としては、限りなく正しくないといえるでしょう。
前回の記事では、「エコサート認定成分配合」というキャッチフレーズが、PRされている化粧品の意味について書きました。中には同時に、「EGF配合」とPRしている製品もあるようです。これは非常に、奇怪な表現です。
エコサートでは、遺伝子組み換え由来の成分の配合を、禁じています。ですから2つのキャッチフレーズ、すなわち「エコサート認定成分配合」と「EGF配合」という言葉は、本来は同居してはならないはずなのです。初回記事にも書きましたが、化粧品の世界では「オーガニック」と言ったもん勝ち状態なのです。
消費者にはわからないと思ってか、もしくは販売者が矛盾点に気がついていないかは不明です。しかしこのような商品は、さけるべきでしょう。化粧品に限らず、思想の一貫性が無い製品は、一般的には信頼に値しないと考えられるからです。
なお化粧品にEGFを配合することに関しては、賛否両論があるようです。食品分野ではご存知のように、死亡事故が発生しました。遺伝子組み換え大腸菌による、未知の毒素という危険性は、今でも100%払拭されていないでしょう。弊社アドバイザー医師の指導により、今のところ弊社は配合禁止成分との立場をとっています。
なおEGF自体は、とても有望で素晴らしい成分だと思います。医薬品として医療の現場では、活躍すべき成分だと思います。医薬品は目的を達成するためには、多少の副作用は許容されてもよいという考え方が一般的だからです。
過度なPRや広告に惑わされることなく、価格や配合成分をしっかりと吟味された上で、オーガニック化粧品は購入しましょう。
次回の記事
では、妊娠中の女性がオーガニックコスメを使用する際の、リスクについて書きたいと思います。
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