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オーガニック化粧品 肌荒れしやすい?
〜 じつはアレルゲンの塊である場合も!〜
この一連の記事は、オーガニック化粧品や自然派化粧品の、悪口を書くものではありません。いわゆる自然派化粧品に対する過信による健康被害を避ける、または重篤化を免れていただくのが目的です。あらかじめお断りしておきます。
(オーガニックコスメ の本当を知ろうシリーズB)
オーガニックコスメに関する前回の記事
では、自然派化粧品にこだわる方ほど、毛穴が開きやすい危険性について書きました。今回は毛穴の開き程度ではなく、肌トラブルに関してです。
過去の記事でも書きましたが、使用する成分が天然素材ということだけでは、安全は担保できません。「天然=安全」といった幻想に支配されると、盲目におちいってしまいます。まるで邪悪な宗教にかぶれてしまったかのように、お肌がかぶれているにもかかわらず、使い続けるという危険性があります。これがじつに怖いのです。
とにかく多いのが、ローズマリー葉エキスを防腐剤に使用した、オーガニック化粧水/化粧品による
時間差肌トラブル
です。過去の記事にも書きましたが、その記事をたまたまみられて「あれっ? 私と同じ状態だ!」と、ご使用を中止された方もいらっしゃいました。
ほとんどといっていいほど、ローズマリー葉エキス入り化粧品は最初はほとんど刺激もなく、快適に使用できるようです。しかしローズマリー葉エキスに感作する体質の方は、使い始めて半月〜2ヶ月経過する時期に、だんだんと肌荒れがしてくるようです。アレルギーのバケツ理論でいえば、バケツがいっぱいになって許容範囲をこえたために、身体が反応してくるということになります。
これは海外での例ですが、いったんローズマリー葉エキスによるアレルギーを発症してしまうと、ローズマリーを含んだ食品はおろか、ローズマリーを原料とする芳香剤にも反応してしまうようです。ですからローズマリー葉エキスを保存郎として化粧水で肌荒れを起こし始めた方は、そのあたりを注意されたほうがよいかもしれません。
ローズマリーという響きから、バラに似たマイルドで安全そうなイメージがあるようです。しかし実際にローズマリーを触ったことがおありの方はご存知だと思いますが、触った手にねばっとした感触が残り、とても強い香気を放ちます。薬効もとても強く、死亡の事故例もあるほどです。ですから上手に、そして安全に使用する必要があります。
端的に申し上げますが、パラベン配合の化粧水で問題のない方が、ローズマリー葉エキスでアレルギー性皮膚炎を発症する事例は、決して少なくありません。パラベンの場合はある程度の、安全性についてのデータの蓄積があります。しかしローズマリー葉エキスの安全性についてのデータの蓄積は、皆無といっても過言ではありません。化粧品で大事なことは、100%ナチュラルを追求した化粧品より、安全性を追求した化粧品のほうが、安全性が高いといえるのではないでしょうか。
自然=安全
これは幻想です。すべての方が、ローズマリー葉エキス配合の化粧水等にかぶれると、言いたいわけではありません。またローズマリーエキス自体を、とくに危険だと申し上げているわけではありません。「絶対安全だ!」と信じ切ることが危険であり、重篤なアレルギー症状におちいる例もあるのです。
ローズマリー等の天然成分に反応したと疑われる場合は、勇気をもってご使用を中止しましょう。まだ国内ではアレルギー程度の事故例しかないようですが、ローズマリーエキスが高配合された化粧水等で一旦皮膚炎を発症してしまった方は、アナフィラキシーショックの可能性にも備えておくほうが安全なのかもしれません。
次回の記事「自然派化粧品にこだわる人 vs パッケージで化粧品を決める人」
では、結果的には自然派化粧品にこだわる方ほど、重篤な肌トラブルを起こしやすい盲点について書きます。
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