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アレルギーテスト済オーガニックコスメは安全?
〜アレルギーのバケツ理論の重要性〜
この一連の記事は、オーガニック化粧品や自然派化粧品の、悪口を書くものではありません。いわゆる自然派化粧品に対する過信による健康被害を避ける、または重篤化を免れていただくのが目的です。あらかじめお断りしておきます。
(オーガニックコスメ の本当を知ろうシリーズF)
前回の記事
では、オーガニック化粧品による肌荒れを、「好転反応」とごまかされて、より悪化してしまった事例について書きました。今回はアレルギーテスト済みの、オーガニック化粧品についてです。
通常の化粧品(ケミカルコスメ?)であれば、アレルギーテストをすることにより、お肌が丈夫な方には安全であることがある程度証明されることになるかもしれません。「お肌が丈夫」と申し上げたのは、端的に申し上げれば、お肌の弱い方がお肌を危険にさらしてまでも、テストに参加しないでしょう。(→
過去の記事
)
オーガニック化粧品の場合は、アレルギーテストはほとんど意味をなさないのではないでしょうか。通常の化粧品を使用してお肌に合わない場合は、比較的早期に異常が現れやすいものです。しかし天然成分の場合は、アレルゲンが体内にある程度蓄積されてから出るようです。一般的にそれは、「アレルギーのバケツ理論」とよばれています。身体は一定の量までのアレルゲンは我慢するものの、その限界を超えればあふれるようにアレルギー反応が出てくるというものです。
過去の記事「ローズマリーエキスによる時間差トラブル」
に書きましたが、使い始めの頃は快適であっても、半月〜2ヶ月後から突然肌荒れ目立ってくる例が多くあります。化粧水でたとえれば、1〜2瓶使い終える頃ということになりましょう。当然のことながら通常のアレルギーテストでは、これだけ長い期間のパッチテストは行いません。そういうわけで、天然成分の含有量が多いオーガニックコスメのアレルギーテストは、意味をなさないと申し上げたわけです。
したがいまして、今お使いの化粧水に「アレルギーテスト済み」とPRされていても、過信は禁物です。お肌に異常が現れた場合は、勇気をもってご使用を中止しましょう。「高かったんだから・・・。」だなんて未練をもって使い続けると、重篤な健康被害にいたることもあり得ます。いったんアレルギーを発症すると、生活が大きく左右されるだけでなく、呼吸困難などの重篤な症状にも! そして最悪の場合は死亡です。
次の記事
では、農薬不検出のオーガニックコスメの安全性に関して、書きたいと思います。
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