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オーガニックコスメは乾燥肌に不向き?
〜 多用されるオーガニックエタノール 〜
この一連の記事は、オーガニック化粧品や自然派化粧品の、悪口を書くものではありません。いわゆる自然派化粧品に対する過信による健康被害を避ける、または重篤化を免れていただくのが目的です。あらかじめお断りしておきます。
オーガニックコスメの本当を知ろうシリーズM
前回の記事
では、オーガニックコスメは低価格になりにくい理由について書きました。今回はオーガニック化粧品が、乾燥肌に不向きか否かについて、書きたいと思います。
弊社はしばしば百貨店さん等で、店頭販売をさせていただいております。またお電話でお問合わせを頂戴するお客さまより、いろいろと情報を頂戴します。その中で気になるひとつが、この「オーガニック化粧品は乾燥しやすい?」というテーマなのです。
全てのオーガニック化粧品や自然派化粧品が、乾燥しやすいという意味ではありません。あくまでも私が知る限りの傾向です。推測になりますが、化粧水塗布後にお肌が乾燥するのは、溶剤が原因でないかと思われます。お肌の乾燥は、ただ単に乾いている状態の他、テカリや毛穴の開き、そして口元が粉を吹いたように白くなるといった現象にもつながります。
オーガニック化粧水には、植物エキスが多く含まれる傾向があります。エキスとは通常、エタノール(アルコール)やヘキサンなどの揮発性の液体を溶媒として、抽出します。これらの溶媒はいわゆる「キャリーオーバー」であるために、全成分中に表示する義務はありません。
またオーガニックコスメには、防腐剤もしくは防腐助剤として積極的に、エタノールが配合される場合があります。その場合は「オーガニックエタノール」と称されるようですが、有機栽培されたエタノールであっても、危険性は通常のエタノールと同じです。エタノールが微量でも配合されたオーガニックコスメは、乾燥肌や乾燥性敏感肌、そしてアトピー肌は、決して使用すべきではありません。
エタノールなどの揮発成分には、置換作用があります。角質層の中に入り込んで、肌細胞と結びついている水分を追い出し、その後自らも蒸発します。このようにエタノールとは、肌細胞内でなんとも無責任な働きをします。その結果無残にも、お肌は乾燥してしまいます。そういうわけで、アトピー性皮膚炎やアトピー肌の方には、エタノール等の揮発成分はタブーです。
次回の記事
では「エコサート」について、書きたいと思います。
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