トップページ 会社情報 美容・健康情報館 お問合せ タラソテラピーとは 製品一覧 キャンペーン ショッピング

化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ 自然派化粧品とは？ オーガニックコスメとは？ （前置き） USDAオーガニック化粧品に関する記事を、アップ致しました。アメリカでは国主導によるオーガニックコスメ制度は、半ば破綻の様子です。ご興味がございましたら、ぜひこちらも読み下さい。 （以下本文） この一連の記事は、オーガニック化粧品や自然派化粧品の、悪口を書くものではありません。自然派化粧品に対する過信による健康被害を避ける、または重篤化を免れていただくのが目的です。あらかじめお断りしておきます。 （オーガニックコスメ の本当を知ろうシリーズ�@） 私は敏感肌だから、何か良いオーガニック化粧品は？ カブレやすい体質だから、自然派コスメが欲しい・・・。 お肌にトラブルを抱えている方や、お肌にもロハスをとお考えの方で、インターネットを駆使して安全な化粧品や化粧水を探している女性は、多いのではないでしょうか。少しでもお肌に優しいコスメととお考えになられるのは、たいへんよいことだと思います。しかし化粧品探しにおいては、かなりの注意を払う必要があります。そのうちでもっとも厄介なものが、オーガニックコスメというカテゴリです。 農産物に「有機栽培」だとか「オーガニック」といったシールやラベルが貼られていたら、かなり良質で安全の高いものです。なぜなら法律で厳しく表示が規制されているからです。（詳細は別の記事をご参照） しかし化粧品に関しては何ら法的規制もなく、また定義も定まっていません。公的な認証機関も、日本には存在しません。少々乱暴な言い方になりますが、メーカーや販売者が、「オーガニック」だと思えば、それはオーガニック化粧品なのです。「言ったもん勝ち」状態といっても、過言ではないでしょう。ですからオーガニックコスメと称する化粧品から、シロアリ駆除剤等の危険な農薬が検出されても何ら不思議ではありません。 読者様が今お使いの化粧品に含まれる、植物エキス/ボタニカル成分は、農薬検査がなされていますか？ そしてもうひとつ・・・。たとえば原料となるヤシ油がオーガニックであっても、化学合成されてしまえば合成界面活性剤（ヤシノミ合成洗剤）であり、または合成油脂です。人体/自然にとっては、大きな脅威となり得ます。過去の記事にも書きましたが、ポリソルベート80やアルカノールアミドとよばれる合成界面活性剤は、子宮にダメージを与えたり発ガン性が疑われています。コカミドDEAと呼ばれる自然派合成界面活性剤も、依然発ガン性について議論が尽くされていない様子も・・・。 また過去の記事のように、エチルヘキサン酸セチルとよばれる合成油脂を含有するクレンジングオイルで、おでこがブヨブヨになった方もいらっしゃるなど・・・。合成・化学物質が、すべて危険であるという意味ではありません。天然だから安心と信じ込まずに、お肌に何らかの不都合が発生したら、ご使用をすぐに中止することが肝要でしょう。 ここまで述べてしまえば、「無添加化粧品」「自然派化粧品」といったフレーズの実態は、恐らくはもうご理解いただけていると思います。 「無添加」とは、何かが無添加の化粧品ということになります。塩分無添加であれば、塩化ナトリウム不使用ということであって、防腐剤がたっぷりと含まれていても不思議ではありません。自然派とは、メーカーや販売者のコンセプトやイメージづくりによるものです。もしかすればそれは、パッケージに関することだけのことかもしれません。 そしてその他の問題点として、たとえ「本物のオーガニックコスメ」であったとしても、それは安全性に直結しません。なるほど農薬が検出限界よりも低い含有量であるといったことは、評価できるかもしれません。しかし大半の植物は、アレルギー物質（アレルゲン）を含有しています。ですから「オーガニック化粧品は敏感肌向き！」といった宣伝文句は、まったくのデタラメなのです。あくまでも歴史的に、経験的にアレルギーの事故例がないまたは稀といった植物が、安全性が高いといえるわけです。 たとえば弊社ではオーガニックローズ（センチフォリア種）を、タラソパックやタラソテラピー入浴料に使用しています。バラのなかでもハイブリッドティー種は安全性が確保されていませんが、オールドローズのセンチフォリア種は歴史的に、安全が確かめられているからです。そしてこのバラにローリエを加えるともっと香りがよくなるのですが、弊社ではローリエを絶対に配合しません。なぜならローリエには、アレルゲンが含有されているからです。ここで弊社製品の安全性の高さを宣伝するつもりはありませんが（といっても宣伝してしまいましたが・・・）、オーガニックと安全性は別次元のことなのです。 ここまで読まれたら、きっと皆さんはオーガニック化粧品に対する夢が、粉々に砕け散ってしまったかもしれません。申し訳ございません。しかしこれが現実なのです。言い換え得れば読者様には、弊社製品を含めてオーガニックコスメという宣伝文句を、ご購入前には徹底的に疑って頂きたいのです。信じて宣伝を鵜呑みにして使用すると、場合によってはとんでもないことに陥ってしまいます。それがオーガニックコスメなのです。 次の記事「自然派化粧品のほうが毛穴が開きやすい？」で」では、自然派化粧品の使用時における盲点について書きます。 （ココログの関連記事） （はてなブログ縮小版記事） （アメブロの類似記事） 化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ

ページトップへ ココログ Ameba Hatena Facebook Twitter Instagram 無断転載は、ご遠慮下さいませ。