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本物のオーガニック化粧品は高価?
〜 高価な分安全というわけではない! 〜
この一連の記事は、オーガニック化粧品や自然派化粧品の、悪口を書くものではありません。いわゆる自然派化粧品に対する過信による健康被害を避ける、または重篤化を免れていただくのが目的です。あらかじめお断りしておきます。
オーガニックコスメの本当を知ろうシリーズL
前回の記事
では、コチニール色素の危険性が厚生労働省より注意喚起されるまで、四半世紀もの時間を要したことについて書きました。今回はオーガニックコスメが、低価格になりにくい理由について書きたいと思います。
弊社製品でも、化粧品に陸上植物を用いる場合は、オーガニック認証の素材を使用することを基本としています。良質な原料というものは、どうしても高くつきます。
たとえば弊社は、
バラ(オーガニックローズ)
を化粧品や入浴料に使用しています。バラの値段の差は大きく、たとえばドライフラワーレベルのものに比べて、弊社が使用するバラは10倍程度高くなります。その上過去の記事のように、念の為にロット毎に残留農薬の自主検査もするために、さらにコストは上がります。
コストは高くはなりますが、安全性を高めないわけにはまいりません。なぜならドライフラワーやハーブの用途で使用されるバラでは、猛毒の白アリ駆除剤が検出されることなどは、日常茶飯事のことなのです。食用のバラについても、しかり・・・。こういうわけでオーガニック化粧品は、多少なりとも高くならざるを得ないでしょう。
そういうわけで、本物のオーガニック化粧水やオーガニックコスメのご購入の検討をされる時は、販売者に農薬検査等の根拠を示してもらうのも、ひとつの方法でしょう。過去の記事にも書きましたが、販売者や製造販売元が「オーガニック」と称すれば、それがオーガニック化粧品になってしまうのが現実です。「オーガニック」と称すれば、高い値段で販売できるからという手法の可能性もあります。
なお本物のオーガニック化粧品だからといっても、安全性が担保されたわけではありません。残留農薬の危険性からは解放されるものの、植物にはそれぞれ固有の危険性が潜んでいます。過去の記事のように、単なる肌荒れを通り越したアレルギー皮膚炎や、生命にかかわるアナフィラキシーショックの健康被害の可能性は残ります。そのあたりはしっかりと、吟味しましょう。
次回の記事
では、オーガニックコスメが乾燥肌に不向きか否かについて、書きたいと思います。
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