1.「厄除け」の「厄」とはコロナウイルス? 記述している内容が他とは切り口が違うためか、アルガアイ公式ブログ(cocolog)がNAVERさん等に意見番的な扱いでリンクを頂戴することがございます。まことにありがたいことです。このたびはマキノ出版さんより2012年2月27日付けのインフルエンザに関する記事にお問合せを頂戴し、人気健康雑誌「壮快」令和2年8月号(6月16日発売)に、梅干し緑茶の風邪予防・セルフメディケーションの体験談としての記事を、入稿させて頂きました。 掲載ページは58ページから59ページで、企業名は記載されておりません。内容的にはほぼ同記事と同じですが、梅干し特集のため、柊鰯(ひいらぎいわし)の記述はございません。 同記事の内容の繰り返しとなりますが、元旦の梅干し緑茶や節分の柊鰯の風習が「厄除け」として、地方により古来より伝えられています。季節的に考えて、これらの厄除けの「厄」とは「コロナウイルス」と考えることができます。すなわち日本では、風邪予防や風邪対策のため和食の一部として、抗ウイルス効果や免疫力アップ効果のある、梅干し緑茶や鰯が食されてきたというわけです。 男性の最長寿国の席をスイスに譲ったものの、男女では日本はまだまだ長寿国世界第1位です。健康的に長生きしたいのであれば、日本人の真似をすればよいわけです。たまにフレンチ料理やイタリア料理やジャンクフードのハンバーガーを食することは、よいかもしれません。しかしこれら料理の母国はご存知のように、COVID-19でたいへんな状態となっております。わざわざ西洋かぶれをして、不健康になる必要などないでしょう。 また和食の啓蒙をしないで、とかく西洋ハーブを好まれる方がおられます。基本的に食品輸入は自由であるため、検疫所の職員さんがいくら頑張っても、安全性確保が不十分な危険なハーブは、いくらでも日本に入ってきます。そのために健康被害があとを絶たないわけです。最悪の場合は「死」です。(→ 公式サイト内の関連記事) 伝統的な和食はさまざまなハーブが織り交ぜられた、まさに健康食品です。弊社は海藻等を美容成分とする海藻パックなどのタラソテラピー化粧品を企画・販売しているために、とくに和食における食用海藻の調理方法や栄養バランスなどには、私たち日本人のご先祖様の知恵深さを感じます。 また和食が、新型肺炎の重篤化との因果関係が指摘されている、糖尿病や高血圧症や肥満症などの生活習慣病(旧「成人病」)予防に効果のあることは、周知の事実です。和食そのものが、ダイエット食品というわけです。 もし日本人が和食の啓蒙を捨て去り、西洋ハーブで不健康になれば、それは愚の骨頂ともいえることでしょう。また和食の啓蒙を忘れた日本人が、新型肺炎で重篤化することになれば、非常に残念なことだと思います。 なお同雑誌には、テレビや新聞などではあまり聞かれない、新型肺炎に関する独自の切り口の評価なども掲載されているようです。気になられた読者様はぜひ、壮快2020年8月号をお買い求め下さいませ。 ( 2020年7月4日付けココログ記事より転載 他の関連ブログ記事 アメブロ / はてな / Blogger ) 2.和食で免疫力アップ! 「壮快」に再掲載 前項にて、私が書いたココログ記事の内容が健康雑誌最大手マキノ出版さんの「壮快2020年8月号」に掲載されたことをご紹介いたしましたが、内容が興味深いとして「壮快2021年2月号臨時増刊号」にも掲載されました。たった64ページだけで税込み715円と、ページ当たり11円もしてお高めですが、マキノ出版さんが総力をあげて作り上げた、コロナウイルス感染拡大の中を生き抜き、また他者への迷惑を最小限にとどめる知恵が、ぎっしりつ詰まったバイブルのようにお見受けいたします。 医療現場の先生方/お医者さま方が書かれた内容が大半を占めていて、私のような素人の記事は少なめです。しかしながら編集部の方から頂戴したメールによりますと、私の記事は読者様に人気のようで、問い合わせの電話が編集部に毎日ひっきりなしにあるのだとか・・・。 お話は少しそれますが、高脂血症などの生活習慣病に罹患された方(患者さん)のうち、自らの食生活を含めたライフスタイルを改善することもなく、医薬品に頼り切る方は少なくありません。これでは1996年に厚生労働省が、「成人病」の呼称を「生活習慣病」変更した意味が、まったくないわけです。大きな勘違いをされている方(患者さん)が、大半だとも言われています。要するに他力本願(仏法用語ではない意味)すぎて、自らを律することができないわけです。 生活習慣病を改善・治癒させるのは医薬品ではなく、自らの生活スタイルの改善です。弊社は海藻を美肌成分とした海藻パック(タラソパック)等のタラソテラピー商材を企画・販売している関係上、海藻の効用を熟知しております。私の知人で成人病に悩んでいる方が何人かいましたが、モズクや昆布等の褐藻類をはじめとする食用海藻の毎日摂取をおススメしたところ、主治医の先生が驚くほど病状が改善するなどの、著しい効果が出ることが珍しくないのです。 コロナ禍がますます激しくなる昨今、マスコミが必要以上に取り上げることによるためか、国民の期待はワクチンの開発・供給に集中しているような気がします。もちろんワクチンの開発に携わっている方々は必死に頑張っておられ、敬意を表したいと思います。しかしながらこれまでの記事に述べてきたように、風邪に対する有効なワクチンが今まで開発することができなかったのですから、有効かつ安全性の高いワクチンが出来上がるのは、きわめて奇跡に近いことでしょう。 変異が激しいコロナウイルスに有効かつ安全性の高いワクチンに期待するよりも、もっと基本的に大切なことがあるのではないでしょうか! 下の画像は、この臨時増刊号の表紙に裏のページに記載されている、「はじめに」の文言です。(これぐらいのコピーであればマキノ出版社さんは、大目にみて下さるでしょう。) テーマは「免疫力アップ」です。 「自分自身や家族、そして大切な人たちの健康を守るために、今できることを」との、このコロナ渦の状況下ではよく聞かれる文言に始まるのですが、次の文言に行きつきます。 「あなたが冷蔵庫に常備しているあの食品、引き出しにしまっているあの雑貨を活用することで、免疫力は、確かに上げられるのです。」 これは言い換えれば、抗ウイルス剤やワクチンを投与するよりも、高価で特別なモノを買ったり特別なことをすることなしに、新型コロナウイルス対策として有益なことが、身の回りにいっぱい転がっているということです。 これまでのブログにて、海藻をふんだんに使用した伝統的な和食を啓蒙することが、食においてはもっともコロナ対策として有益である可能性が高いと書いていまいりました。ヨウ素(ヨード)欠乏症が感染症を招くこと、また海藻摂取が生活習慣病予防に有益であることは明らかなことですから、和食を啓蒙することが間接的にコロナ対策に有効であることは確かなことなのです。日本人としてごく当たり前のことをすることが、コロナウイルス感染や新型肺炎の重篤化から、救ってくれる可能性が十分あるということです。 僭越ながらこの増刊号の中で、少しだけ気になった部分がございます。それは免疫力を高める「野菜スープ」です。日本人が摂取する野菜のうち、約3割がアブラナ科の野菜と言われています。キャベツ,カリフラワー,ブロッコリー,大根,玉ねぎなどが、それに相当します。 それらの野菜に含有される辛み成分のグルコシノレートは、発がんを防ぐのには有益な成分であると当時に、体内でのヨウ素の働きを阻害する(ムダな消費を高める)ことが知られています。加熱すれば辛味が減ることから、グルコシノレートの含油量も減りますが、やはりたっぷり野菜スープを召し上がるのであれば、ヨウ素を含有するワカメや昆布を加えたいものです。 厚生労働省によれば、日本人はヨウ素をやや過剰摂取しすぎで、日本にはヨウ素欠乏症はないとされています。しかし食用海藻に詳しいドクターによれば、食用海藻の摂取量が多い方と少ない方の差は激しく、潜在的なヨウ素欠乏症の方は少なくないとのことです。とくに太り気味/メタボ気味/肥満症の方などは、食用海藻を適切に摂取されているかを、チェックしておくべきでしょう。 海藻をふんだんに使用した日本人の通常の食事をされている方であれば、この野菜スープはもちろん問題ないでしょう。何でもそうですが、身体によいものと推奨されているものだけを摂取するだけで、身体の健康が維持されるわけではありません。全体のバランスをみながら、野菜スープも摂取すべきということです。このあたりは正しく、このバイブルを活用する必要があるでしょう。 ( 2021年1月23日付けココログ記事より転載 他の関連ブログ記事 アメブロ / はてな / Blogger ) 3.フキを食することが効果的なコロナ対策に!? 花粉症による諸症状が、新型コロナウィルスの感染を促す危険性が指摘されています。たとえば目が痒くなって手指で目をこすると、手に付着しているコロナウィルスが傷付いた目の粘膜を通して感染する危険性です。また咳やくしゃみを繰り返すことでダメージを受けて弱った粘膜は病原体に攻撃されやすくなります。したがいまして花粉症対策は、コロナ対策でもあるわけです。 あくまでもダメ元の条件付きとなりますが、花粉症対策として読者様におすすめしたいのが、花粉症の時期の旬の野菜であるフキ(ふき)を食することです。過去の記事にても、フキが花粉症対策として有効である可能性について書きましたが、私が知る限りでは、フキが好きまたはフキが食卓に上るご家庭の方には、花粉症でお困りの方はまずおられないのです。先日お話した方にいたっては、ご家族7人の方すべてフキをよく召しあがっておられるとうかがい、さっそく下記のような質問をさせて頂きました。 Q:ご家族で花粉症の方はおられますか? A:花粉症はだれもいません。 フキが花粉症対策になんとなく有効であることは、よく言われることです。「なんとなく」とは、民間療法として成立しているか否かの程度とお考え下さい。たとえば、花粉症の季節が始まる頃に旬の野菜としてフキを食べていたら花粉症に困ることはないと、地域によっては昔から言われていたといった具合です。厚生労働省は、民間医療の多くに十分な効果の根拠があるとは言えないという、民間療法にはやや消極的ともいえる立場をとっているようです。 この花粉症へのフキの有効性に関しては、2006年に京都薬科大学の先生方により発表されていて、USDA(米国農務省)などのウェブサイトにも掲載されています。その論文の概要は、「花粉症は日本人の10人に1人が罹患する病気です。杉の花粉の飛散の季節には、多くの患者がくしゃみ、くしゃみ、目のかゆみなどの症状に苦しんでいます。フキは人気の野菜で、日本でも数少ない国産野菜のひとつです。」といった文章から始まっています。 しかしこういった研究結果は、あまり日本人の間には浸透していません。実際私がこれまでフキの摂取を20人以上の方に質問してきましたが、フキに花粉症改善効果の可能性があることをご存知の方は、まったくの皆無でした。そしてもうひとつ大事なことは、フキは食する習慣がある方とない方の差が、激しい食材のようです。味の好き嫌いではなく、アクが強くて調理の際に手が黒くなるのが苦手といったことが、嫌われている可能性があるようです。 古来より旬の野菜を食することは、健康に良いとされてきました。しかも旬であれば安価であり、経済的にもメリットがあります。この記事にて推奨しているフキは決して高価な食材ではなく、本来であれば日本人には人気の野菜であり、富める者も貧しいも者も等しく食することができます。しかも国産であるため、新鮮な状態での調理が可能です。ですから花粉症の方には、ぜひとも「ダメモト」で召し上がって頂きたいのです。 和食を啓蒙することは、少なくとも肥満等の生活習慣病発症を防ぐ効果が顕著にあることから、間接的にコロナ対策になることは明らかなことです。日本人であることを実践し続けることが、アルガアイ流コロナ対策です。 ( 2021年3月28日付けココログ記事より転載 他の関連ブログ記事 アメブロ / はてな / Blogger ) 4.アルガアイ流感染症対策がムックに再々掲載 上記第1項にて、cocologで書いた風邪対策に関する記事の内容が、健康雑誌大手のマキノ出版さんの「壮快2020年8月号」に掲載されたことを述べました。そして上記第2項では、その記事に読者さまよりの問い合わせが殺到するほど大反響とのことで、「壮快2021年2月号臨時増刊号」に再掲載されたことを述べました。そしてさらに読者様よりの反響が大きくなったため、ついに同出版社さんの人気本「MOOK」2021年5月25日発刊分に再々掲載されました。掲載されているのは、最後の62〜63ページです。 梅干しを摂取することによる健康効果が、この本(MOOK)のテーマです。しかしこの記事が意図することは、あくまでも梅干しを含めた和食を啓蒙することによる「厄除け」です。これはもちろん推測によるものですが、日本人にとっての「厄」とはコロナウイルスであった可能性があり、そう仮定するとつじつまが合う風習が、日本各地に存在します。 和食中心の食生活をおくることがメタボリックシンドローム(肥満症)を含めた生活習慣病予防や改善に有効であることは、疑う余地のない事実です。そして新型コロナウイルスに感染して重症化する方々には、肥満症である方が少なくないのも事実です。すなわち和食啓蒙こそがコロナ対策として、おおいに効果的というわけです。 ワクチンについてのアルガアイ流の連続記事は、近日中にアップの予定ですが、ワクチンや薬剤に頼る前にまずすべきことは、生活習慣病の改善でしょう。厚生労働省はこれまで粘り強く国民に対して、生活習慣病予防の改善を指導してきましたが、我々国民がそれをさぼったことが、今般の緊急事態宣言発出につながったと考えるべきかもしれません。 ( 2021年5月25日付けココログ記事より転載 他の関連ブログ記事 アメブロ / はてな / Blogger )