トップページ
会社情報
美容・健康情報館
お問合せ
タラソテラピーとは
製品一覧
キャンペーン
ショッピング
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
安全で効果的な美白方法とは?
序章 − 美白の種類
2013年7月に発覚した天然由来美白成分「ロドデノール」による大惨事
は、美白化粧品/美白薬用化粧品のありかたに、おおきな修正を促すことになりました。これは化粧品メーカーや販売者だけに対してではなく、消費者への警鐘でもあると思います。そこでこの記事では、美白とはいったい何か、また安全な美白方法の有無について、書いてまいりたいと思います。
1.美白の定義
「美白」とは何かについて、まずは確認しておく必要があると思います。「美白」の定義ですが、これにはいくつかあるようです。
@すでに黒ずんでいる又はシミ・ソバカスや黒ずみのある肌を白くする
Aメラニンの生成を抑えて肌を白くみせる
BUVカット効果のある化粧品を塗布して紫外線をカットする
Cメイクでお顔の色調を変える
一般的な美白とは、以上の方法を指します。しかしアルガ・アイの見地より、下記の4つの方法も加えたいと思います。
Dスクラブ剤/スクラブ石鹸を使用したピーリング/ゴマージュによる美白
Eグリチルリチン酸ジカリウムやステロイド剤を悪用した血行阻害による美白
Fお肌に透明感が出るまで化粧水を異常なほど何度も塗り込む
G血流・デト促進による美白
以上をおもだった「美白」と定義して、各項目について検証してみたいと思います。(ここまでの
アメブロ内の分割関連記事
)
2.既に黒ずんだ肌を医薬品で美白する
この記事では、処方箋を必要とする医薬品は、除外することといたします。
化粧品や医薬部外品(薬用化粧品)では、すでに出来上がった黒ずみやシミ・ソバカスに対しての、美白効果を謳うことはできません。肌を白くできると効能を書けるのは、医薬品のみです。
しかし市販の医薬品(OTC)では、美白用塗り薬や軟膏は、ほとんど見当たりません。どちらかといえば、内服用医薬品が主流でしょう。古くからポピュラーなのは、やはりビタミンCです。肌内部のメラニンが酸化すると、肌が黒ずむといわれています。それをビタミンCで還元して、薄くしてしまおうというわけです。あくまでも自己責任となりますが、サプリメント(健康食品)でも代用できるでしょう。
経口摂取ではなく肌に直接ビタミンCを吸収させる方法もあるようです。いわゆる「ビタミンC誘導体」と呼ばれる皮膚への浸透性が高い形のビタミンCや、ローズパックや海藻パック等のボタニカル成分に含まれるビタミンCです。ただしビタミンC誘導体に含まれるビタミンCがお肌に合わない場合は、アレルギーを起こす危険性があります。また海藻や植物によってはお肌にダメージを与えるため、注意が必要です。
これらは化粧品レベルのものであるために、当然ながら美白の効果効能はPRできません。ですから美白ができるかもしれないと、期待程度にとどめるべきでしょう。
その他の代表格としては、やはりL−システイン製剤でしょう。もう何十年も前から販売されていて、重篤な副作用例を聞いたこともありません。たいへん安全性が高い、保健薬です。最近は規制緩和されて、サプリメントにも使用可能になったようです。
このL−システインには、強力なデトックス作用があります。たとえばお酒を飲む前にこれを服用しておくて、なかなか酔わないのです。次から次へと、アルコールを肝臓で代謝・分解してしまうからです。取引先のお客さんを接待する際に、絶対お客さんより先に酔い潰れないようにと、L−システイン製剤をあらかじめ服用していた、営業マンもよくみかけたものです。
かなり強力なデトックスをもつこのL-システインですが、この分子が2つくっついたものは「シスチン」とよばれる含硫アミノ酸なのです。決して特別なアミノ酸ではなく、さまざまな食品に含まれます。代表的な食品は、鶏卵です。卵2個100gで、300mgも含まれます。L−システイン製剤の服用では1日当たり200〜300mgですから、卵2個食すだけでじつは充分足りてしまうのです。
卵に含まれるコレステロールを気にされる方が多いようですが、これは食べ合わせでしょう。昆布やもずく等を食していれば、何ら心配のないことだと思います。卵は体内のデトを活発にして、またお肌を修復させるアミノ酸の宝庫です。卵をしょくしている方は、肌は美しいはずです。
ただひとつ気になるのは、鶏卵に含まれる抗生物質です。養鶏場では抗生物質入りの餌を使用していることは、もはや周知の事実です。また私も実際に、養鶏場の経営者から、「抗生物質を内緒で使っている。みんなそうだ。」と聞いたこともあります。養鶏場内の環境の改善などして、抗生物質の不使用・減量化が、今後の課題でしょう。少々横道にそれましたが・・・。
肝斑(かんぱん)に関しては、女性ホルモンのバランスが原因との意見が支配的です。もしそうであるならば、ホルモンバランスを正常に戻せば治癒することになります。生理不順や生理痛がひどい方に肝斑があれば、まちがいないといってもよいのではないでしょうか。
それならば、ヒジキ豆を毎日食することを、つよくオススメします。
過去の記事
でも書きましたが、いつも消炎鎮痛剤を服用して生理痛に対処していた方や、月経が2〜3ヶ月もこない方にもテキメンな効果があるようです。なおヒ素等の重金属含有量が多いことからヒジキは悪く言われていますが、
過去の記事
のように過去にヒジキでの事故例などは見当たりません。ちなみにヒ素は必須ミネラルであり、肌を丈夫に美しくすることが古来より知られています。ヒ素は多量に摂取すれば猛毒ですが、微量であれば栄養なのです。(ここまでの
アメブロ内の分割記事
)
3.メラニンの生成を抑えて白さを保つ
一般的には、皮膚は「表皮」と「真皮」に分類されます。そして表皮は、「角質層」「顆粒層」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層」と、複数の層にわかれています。薬事法上は化粧品は、角質層までの作用しか効果効能を宣伝することができません。薬用化粧品(医薬部外品)はさらにその下の層まで、言及することができます。
基底層内には「メラノサイト」とよばれる、メラニンを生成する色素細胞があります。表皮に紫外線が照射されると、「メラニンを作れ!」という信号がメラノサイトへ送られます。その結果メラニンが生成されて、日焼けとなるわけです。店頭で見かける美白薬用化粧品(医薬部外品)のほとんどは、基底層内にある「メラノサイト」に働きかけて、メラニンの生成を抑えることを目的としているようです。
なお念のためですが、グリチルリチン酸2K(ジカリウム)を高配合して、肌内の血行を抑制して病的に白くみせる低俗な美白化粧品は、議論の対象外とします。(→
詳細はグリチルリチン酸2K悪用に関する別の記事
)
しかしメラニンは、必要だから合成されるわけです。とくに人類は他の動物に比べて、体毛がほとんどありません。人類が進化の過程で獲得してきたこのメラニン生成システムを、無理矢理抑え込むことに私は疑問を感じます。細胞核が紫外線でダメージを受けると、遺伝子が狂ってしまう危険性もあります。このあたりの危険性と背中合わせであるという点だけは、認識しておくべきでしょう。
なおこのタイプの薬用美白化粧水の多くは、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。この成分はお肌の血流を低下させて、お肌を一時的に白くする作用があります。白い間は新陳代謝が低下するため、当然ながら美肌作りとは真逆の働きとなります。(
グリチルリチン酸2Kの副作用に関する記事
) またグリチルリチン酸ジカリウムにはステロイド様作用があり、皮膚組織を糖化させて老化する副作用もあります。できればグリチルリチン酸ジカリウム不使用の、薬用美白化粧水が望まれるでしょう。(ここまでの
アメブロ内の分割記事
)
4.UVカットクリーム
過剰な日焼けを防ぐために、紫外線吸収剤や紫外線散乱材が配合された商材がいろいろあるようです。紫外線をカットする方法には主として、@紫外線を薬剤で吸収する方法と、A紫外線を遮断/散乱させる方法があります。いわゆるUVクリームと呼ばれているコスメは、これらが単体で配合されたものか、複合されたものとなります。UVカット剤は化粧下地クリーム等に組み込まれる場合もあれば、独立したUVカットクリームとして販売される場合もあります。
紫外線吸収材を使用したいわゆるSPF値の高いものを使用すれば、たしかに過剰なメラニン生成は防げるかもしれません。しかし紫外線吸収剤は一般的には毒性が高いとされていて、SPF値の高いUVクリームは推奨されないようです。
そこで有益となるのが、紫外線散乱剤を配合したUVクリームです。UVを散乱・遮断するのはミネラルなどの粉砕物で、そのミナラル自体はほぼ無害のようです。ただし基材のクリームや合成界面活性剤や油脂に関しての安全性は、別のお話ですが・・・。
弊社の手作り化粧水用素材「アクア・ダルモール77ミネラル」に関してお問合わせを頂戴する殆どのお客は、自称「超敏感肌」の方ばかりです。紫外線吸着剤配合のUVクリームで、肌トラブルのご経験をお持ちの方が少なくありません。やはり、散乱剤タイプのUVクリームでも、かぶれた方もいらっしゃるようです。弊社の今までの経験では、40代に差し掛かる頃から急激にお肌が弱くなる方が多いようで、それまで問題なく使えていたUVクリームで急にカブレが生じるといった感じです。(ここまでの
はてなブログ分割記事
/
アメブロ内の分割記事
)
5.ゴマージュ/ピーリングで一皮剥く美白
Cメイクでお顔の色調を変える」については専門外であるために他のサイトさんにお譲りして、Dのゴマージュ・ピーリングで得られる美肌効果の価値について、書きたいと思います。
スクラブ剤に関する記事
に書きましたように、スクラブ(Scrub)とは、もともと「ごしごし洗って汚れを落とす」という意味です。汚れを落とす効率を上げるために、植物の種や種皮・殻などを粉砕した粉末が、主剤として使われていました。ボタニカルな粉末以外には、セラミックであるアルミナや、サンゴ末(珊瑚パウダー)などが使用されます。
このスクラブを使用して古い角質を落とす行為が、「ピーリング」or「ゴマージュ」とよばれています。ピーリングは英語圏、ゴマージュはフランス語圏の表現となります。スクラブ剤を用いでお肌をこすれば、古い角質が落ちて、お肌が1トーンもしくは2トーン明るくなるわけです。種などの粉砕物の角がとがっていて、これをコロコロお肌の上を転がるうちに、古い角質を削り落とすのが、このメカニズムです。
なおサンゴ末やアルミナなどのスクラブ剤と一体化させた石鹸は、スクラブ石鹸と呼ばれます。サンゴ末等は比較的鋭利な刃先を持っているので、このスクラブ石鹸でお肌を洗うと、ひと皮剥けて美白効果があるとされています。しかし必要以上に角質層を削ってしまうと、当然ながら肌トラブルの原因となるでしょう。
このように角質層を削り落とすことが必要か否かについては、いろいろと意見があるようです。たしかにタラソテラピーの分野でも、海藻粉末を使用したゴマージュは存在します。しかしこの場合のゴマージュ施術は、どちらかといえば血行促進に重点が置かれているのではと思われます。
お肌が健康であればピーリング/ゴマージュは必要ないと考えております。健康であれば新陳代謝はおのずと行われて、古い角質層ははがれ落ちて行くからです。しいて申し上げるのであれば、石鹸やアルカリ温泉や弱アルカリ性ローション/化粧水などによって、自然に落ちて行く程度が安全であると考えます。これは一般的には、「ナチュラルピーリング」と呼ばれています。
これは逆からの言い方になりますが、あまりにも新陳代謝を低下させるコスメ/化粧品/医薬部外品が、重宝され過ぎだと、弊社は考えます。新陳代謝や血行を鈍らせる化粧水をお肌に塗布して、そして古い角質層が落ちないからとピーリングをするわけです。
その最たる化粧品成分は「グリチルリチン酸2K」で、医薬部外品ともなれば美白とはほど遠いほど、新陳代謝はド〜ンと下がる
かもしれません。
ロドデノール入りの薬用美白化粧品
は、グリチルリチン酸ジカリウムとしばしば組み合わされるようです。(ここまでの
アメブロ内の分割関連記事
)
6.透明感が出るまで何十回も化粧水を塗り込む
弊社はときどき百貨店さん等で、タラソテラピー化粧品/入浴料や化粧水素材の、店頭販売をさせて頂きます。その際にお客さまとよくおしゃべりをさせて頂くわけですが、なかには驚くようなことをうかがいます。そのうちのひとつが「お肌に透明感が出るまで、何回もお顔に化粧水をすり込む」ことです。
男性の方が聞いたら驚くかもしれませんが、このような美容方法をとられている女性は、決して少なくないようです。何回も塗布しないと潤わない化粧水であれば、ある程度は理解できますが・・・。もっともそこまで塗り込まないとダメな化粧水は、保湿効果がないと考えてよいでしょう・・・。
そしてその塗り込む回数は、1回につき数回程度ではすみません。鏡の前で透明感を確かめながら、10回〜20回以上も化粧水をお顔にすり込むそうです。そしてある程度の透明感が得られれば、その塗りたい欲求はおさまるとのこと。常時ご自宅にいらっしゃる女性の場合は、それを日に数回繰り返すそうです。「そんなにお肌に化粧水をたっぷりすぎる以上に塗布しても大丈夫ですか?」とうかがうと、ほぼ100%の方は、こう答えられます。
私は超敏感肌です!(超敏感肌になりました!)
もちろん敏感肌になった原因を、正確にはっきりと特定することはできません。しかし化粧水に含まれる
パラベン/フェノキシエタノール等の防腐剤
や、合成界面活性剤などの残骸が、お肌を敏感肌に導いた可能性は、否定できないでしょう。
ちなみに、パラベンは化粧品や食品においての使用の歴史が古く、たいへん安全性が高い防腐剤です。私がお客さまやスキンケアの専門家の方々からうかがう限りでは、
日光過敏症発症やアレルギーのリスクが高いローズマリーエキス等の天然防腐剤
に比べれば、確固たる安全性があります。
しかし物事には、常識的な範囲というものがあります。通常の使用の範囲をこえれば、たとえばパラベン等のお肌への吸収量が高まります。パラベンを安全な防腐剤と定めているのは、あくまでも常識的な範囲の使途に限られるわけです。発ガン性/発ガン助成や催奇性などのリスクも、当然ながら高まるでしょう。
お若いうちに超敏感肌といわれるぐらいにお肌がダメージを受けやすい状態になってしまえば、将来たいへんだと思います。美白/透明肌を求めるのはホドホドになされて、健康なお肌を維持するように心がけるべきだと、アルガアイは考えます。(ここまでの
アメブロ内の分割関連記事
)
7.アルガ・アイ流の安全な美白方法
これまで述べてきたことをまとめて、アルガアイ流美白術を書きたいと思います。
いますでにお肌が黒ずんでいる場合は、システイン摂取がおすすめでしょう。医薬品のシステインももちろん安全性が高く問題はないでしょうが、アルガアイのおすすめは1日2個の鶏卵摂取です。なぜなら美白を強くお望みの方には、ダイエット/痩身を強くお望みの方が少なくないからです。
鶏卵はダイエット効果抜群
のようです。そしてそれと同時に、ひじき豆を食することで、更年期障害等の女性特有の疾病でお悩みの女性にありがちな、ホウ素欠乏症を防ぐことが可能となります。要するに和食に戻すだけで、大きな美白効果が得られる可能性があるということです。
そして最も避けるべき化粧品や薬用化粧水等医薬外品は、グリチルリチン酸2Kが配合されていている商材です。とくに美白効果が宣伝されている商材は危険でしょう。
過去に発生したお茶石鹸による小麦アレルギー事故とロドデノール白斑事故では、問題となった商材にはグリチルリチン酸2Kがしっかりと配合されていました。
2度あることは、3度あるのが世の常です。決して3度目の事故は起こっては欲しくありませんが、しかしグリチルリチン酸2Kを取り巻く環境を考えれば、3度目の大惨事はいつ起きてもおかしくない状況です。当事者となられないように、同化粧品成分配合コスメのご使用には、慎重になられることをおすすめ致します。なによりも同化粧品成分は偽美白成分であり、
副作用として老化肌を招く副作用
があります。
逆にこの化粧品成分を配合しない化粧水等コスメを使用することで、血流改善を図ることができます。その結果、弊社の今までのモニター経験では、
驚くほどの黒ずみ改善効果が得られた事例
もございます。
そして、過剰な日焼けによるメラニンの生成を抑える方法として、アルガアイはファンデーションの再評価をご提案致します。ご存知でない方が意外なほど多いのですが、ファンデーションそれ自体には、優れた紫外線遮断効果や紫外線散乱効果があります。安全性の高いパウダー状のミネラルファンデーションであれば、肌への負担は軽減し、安全性は高まります。具体的には、こまめにファンデーションを塗り直すことです。フェンデーションがはげ落ちていれば、当然ながらUVカット効果が低下するからです。本来このことはメイクの常識だったようですが、今では忘れ去られて軽視されているようです。
既述のように、弊社の手作り化粧水用素材「アクア・ダルモール77ミネラル」に関してお電話等でご質問下さる方は、ほとんどの方は自称「超敏感肌」の方ばかりです。紫外線吸着剤配合のUVクリームで、肌トラブルのご経験をお持ちの方は、決して少なくありません。UVクリームでかぶれる方は、ぜひお試し下さい。(弊社ではアクアダルモール77ミネラルのお薦めレシピで出来上がった化粧水の特徴を活かした、化粧下地クリーム不使用のファンデ直塗りを推奨。)
以上がアルガアイ流の、安全な美肌術です。(ここまでの
アメブロ内の分割関連記事
)
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
ページトップへ
ココログ
Ameba
Hatena
Facebook
Twitter
Instagram
無断転載は、ご遠慮下さいませ。