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ビサコジル主剤の便秘薬が効かない?
〜 習慣性のある便秘薬は短期間のみ有効 〜
以前と同じ錠数では、お通じがままならない・・・。
便秘薬が、まったく効かなくなった・・・。
このようなお悩みの方は、けっこういらっしゃるようです。でも便秘薬を常用されている方にとっては、とくだん珍しいことはありません。ごく当たり前のことで、便秘薬の限界が近づいているとみるべきでしょう。
新薬に限っていえば、便秘薬の主役成分は「ビサコジル」という成分です。この何十年間も便秘薬の主役であり、今もその座を守り続けています。
当初はこの成分を配合した便秘薬は、有効成分はビサコジル単体でした。服用し始めのころは、とてもよく効きます。しかしこのビサコジルという成分は、習慣性という大きな欠点があります。言いかえれば、身体がビサコジルに対して耐性をもってしまう、または腸が鈍感になってしまうのです。
そのため服用する錠数は用量を無視(誤使用)してだんだん増えていき、一回の服用量が1箱全部という例も珍しくありませんでした。当然ながら行き着く先は、強度な便秘の症状にとどまらず、ビサコジルによる腹痛などの副作用を伴います。あげくの果てには、鎮痛剤の倍飲みなども加わり、こうなってしまえば
過去の記事
のようにコラーゲン生成力も低下して、お肌はボロボロ・・・。
その後ビサコジルに「ダンスロン(ソルベン)」という下剤成分を組み合わせた、新しい便秘薬も登場しました。くせにはなりにくく、1回の錠剤の量が増えにくいといったメリットがあったようです。しかし結局のところは時間稼ぎであって、最後にはビサコジル単体と同じ状況におちいるしかありませんでした。。
今ではダンスロンは発ガン性があり、危険性が高いということで、使われていないようです。最近はビサコジルに「ジオクチルソジウムスルホサクシネート」という下剤を組みあわせた、便秘薬もあるようです。この成分は合成界面活性剤(合成洗剤)であり、腹痛などの副作用があるようです。
過去の記事
に書きましたが、合成洗剤に耐性がある方とない方がおられます。医学的に証明はされてはいないようですが、合成洗剤で肌荒れを起こす方は、注意が必要でしょう。お肌だけでなく腸も荒れてしまっては、シャレにはなりません。
なお漢方の便秘薬という方法もあるでしょう。一時期「漢方だから安心!」といったフレーズがはやりましたが、あれはまったくの間違いです。漢方薬というものは、「証」が合わなければ効果がないばかりか、副作用を起こします。薬効が強い成分ほど、副作用も強くなるでしょう。
ここまで書いてしまえば、「それじゃあ〜どうしたらいいの?」ってお叱りを頂きそうです。便秘薬は効果的にピンポイント的に使うからこそ価値があって、常用すべきではないでしょう。そもそも便秘薬で便秘を治そうというのが、大きな間違いでしょう。なぜなら便秘は、立派な生活習慣病だからです。
まずはここから、認識を転換する必要があると思います。便秘薬で将来便秘が解消すると信じている方がおられましたら、パッケージに書かれている問合せ先に、お電話でご相談されてみて下さい。飲み続けて将来便秘が解消するとお答えの薬品メーカーさんは、まずないと思います。
便秘には適度な運動や、バランスのとれた食事が効果的といわれています。便秘にお悩みの方は、ズバリ、褐藻類と乳酸菌と納豆の摂取が少ないまたはまったく摂取されないようです。
褐藻類では水溶性の食物繊維を多く含む、コンブやメカブがオススメです。わかめも加工品でなければ、効果は大きいと思います。しかしカットわかめは湯通しされえしまっているため、多分効果は低いでしょう。ヒジキも湯通しされてはいますが、なぜか効果は高いようです。食物繊維が多くなる、
ひじき豆は便秘対策として超オススメ
です。
褐藻類に含まれるアルギン酸とよばれるヌルヌル成分は、腸内でふっくらとした便をつくるそうです。この働きは前回の記事で記述した、「ジオクチルソジウムスルホサクシネート」という薬剤と同様の効果が得られるということになるかもしれません。
乳酸菌を含む食材は、やはりヨーグルトでしょう。そして伝統的な日本のお漬物も、乳酸菌を豊富に含みます。腸内を発酵させるのが、便秘によいとされています。発酵しているか否かは、おならのニオイですぐわかるでしょう。鼻が曲がりそうな臭いオナラは、腸内が腐敗している証拠です。
ヨーグルトはできれば「腸まで届く」と書かれていないものが、むしろよろしいと思います。
過去の記事
にも書きましたが、伝統的なヨーグルトのほうが、デトックス効果が高いからです。心配されなくても、ある程度の乳酸菌は、腸まで届きます。
納豆に含まれる納豆菌自体は、乳酸菌ではありません。しかし腸内で乳酸菌の勢力を、高める働きがあるといわれています。もちろんこれらの食材だけでなく、他にも野菜等の食物繊維の摂取が望まれるでしょう。
そして今ひとつオススメしたい食材があります。それは茸類です。シイタケやマイタケ等をしっかり食すると、もっと腸が健康になるのです。このメカニズムについては、あまり解明されていないようです。
たったこれだけ実践するだけで、便秘と無縁になる方が増えるのではないでしょうか。弊社のモニターさんが以前便秘だったのですが、上記の食材の摂取をオススメしたところ、すっきり解消してしまいました。腸が健康になるとオナラの回数は増えます。しかし、ほとんど臭くないようです。
じつはこの食材の組み合わせは、ダイエットに有効であると同時に、PMS・生理痛改善にも即役立つのです。
過去の記事
にも書きましたが、半年で6キロペースで痩せていったと同時に、
別の記事
のように生理痛がまったくなくなって、そして便秘も解消してしまったのです。
逆の言い方をすれば、便秘がある方は、生理痛もひどい場合があるのではないでしょうか。その他ムクミもたいへんといったことも・・・。ただし体質もありますので、必ずしも体重オーバーではないかもしれません。
(
アメブロのダイジェスト版記事
)
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