このNSAIDsの多量服用が大問題となっているのがアメリカです。アメリカの医療専門誌である“New England Journal of Medicine”が1999年6月17日付け記事で、「1997年の1年間でNSAIDsによる変形性関節症とリウマチ患者の死者は16,500人、重度の胃腸障害者数は100,300人に達する。」と報じました。関節が痛むからとNSAIDsを多量に服用すると関節組織の破壊がますます進行して、より強烈な痛みが襲うことになります。そうなると、「お肌の調子が悪くて、化粧ののりが良くない。」などと、悩んでいる場合ではありません。内臓までもどんどん破壊されていきます。まさに恐怖の悪循環です。最近ではサプリによって、このような状況も変わりつつあるようですが・・・。