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メイクも落とせる洗顔石鹸に失明の危険性あり!
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シリーズ初回の記事はコチラです
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この記事は、スクラブ石鹸の悪口を書くことを、目的としたもものではありません。使用方法さえ適切であれば、スクラブ石鹸は安全に使用できる商材です。問題は、スクラブ石鹸である本質を消費者に隠すまたは誤解を与えて、スクラブの危険性を認識させないスクラブ石鹸の在り方に、強い疑念を覚えたためです。最初にお断りをさせて頂きます。
前回の記事
では、「メイクも落とせる洗顔料」でメイクが落ちる場合の理由と、落ちない場合の理由について説明させて頂きました。また、お肌に優しい純石鹸に置き換える可能性についてても、言及しました。ちょっとしたことで、お肌が見違えるほど若々しくなれるチャンスがあります。さて今回は間違った又は危険なメイク落としの、最後の事例です。
アルガ・アイが最もオススメしないメイク落としの方法は、スクラブ石鹸によるメイク落としです。「メイクも落とせる石鹸」といったキャッチフレーズで、ネット上などでも販売されているようです。スクラブ剤としてイチバン多いのは、サンゴ末(サンゴカルシウム)です。天然成分100%といったキャッチフレーズで自然派で安全そうなイメージですが、失明と背中合わせであることを、まずはご認識頂く必要があるでしょう。
このことに関して2010年8月18日に厚生労働省より、
「スクラブ等の不溶性成分を含有する洗顔料の使用上の注意事項について」と題された通達
が発せられました。このPDFファイルをご覧になればおわかりのように、当時は火山灰由来のスクラブ入り石鹸が、注目され過ぎました。それ以降は多くの火山灰由来のスクラブ入り石鹸のパッケージには、注意喚起がなされているようです。しかし火山灰由来以外のスクラブ剤入り石鹸では、パッケージ上にあまり注意喚起はなされていないようです。
スクラブ剤とは、古くなった角質層を剥ぎ取るために使用される粉末です。しかし粉末といっても、それぞれの粒子の端面や角は、鋭いカミソリです。使用されるスクラブ剤の粒径は、一般的には150μm〜250μm程度です。μmとは、1/1000ミリです。その鋭くとがった刃をもつ粒子をお肌の上に転がして角質層をえぐり取るわけです。粒径が75μm以下の場合は、一般的に問題がないとされています。
サンゴ末には無数の気孔もあり、粉末化の工程で粒子が割れると、たいへん鋭いギザギザの刃が粒子上にできます。ですからぴったりお肌に密着している化粧下地も、引っ掻いて落とすことが可能です。しかし神技をもつ方でもない限りは、化粧下地だけでなく、必要な角質層まで削り落としてしまう危険性があります。肌バリアは完全に破壊され、お顔の乾燥肌が悪化するどころではなく、お顔に炎症が生じる危険性もあるというわけです。このスクラブ石鹸で洗顔すると、お顔がヒリヒリしたり手がゴワゴワするのはこのためです。お鍋の底のお焦げを擦り落とすための研磨剤である、クレンザーと大差がないわけです。
お顔の炎症程度でしたら、何とかなるかも知れません。しかし取り返しのつかない危険性を、スクラブ石鹸ははらんでいます。スクラブ石鹸の使用で肌バリア損傷以上に恐いのが、眼球の損傷です。角膜の厚みは中央部でわずか0.5mm。サンゴ末(サンゴパウダー)ひとつが目に混入して角膜上に付着した時に目をこすれば、角膜の厚みの1/2〜1/3もえぐってしまうことになります。手当てのタイミングや適切な処置が施さなければ、最悪の場合は失明でしょう。
弊社は、お奨めレシピでファンデーション直塗りが可能となる手作り化粧水の材料を販売している関係上、自称「超敏感肌」や「超乾燥肌」のお客様より、さまざまな情報を頂戴します。スクラブ石鹸でのメイク落としに失敗された方は少なくなく、それならば純石鹸でメイク落としができるファンデ直塗りをしようと、弊社に問い合わせを頂くわけです。失敗とは、やはりお肌の損傷による炎症です。汚れを吸着するといった宣伝を信じて使い続けていたわけですが、とうとうお肌が耐え切れなくなてしまったわけです。たしかにサンゴ末には小さな穴が開いていて、汚れを吸着することが可能でしょう。しかしその穴はサブミクロン(1/1000o未満)であり、メイクの残骸の量や大きさを考えると、ありえないお話なのです。その魔法の石鹸は、汚れを吸着しているのではなく削り落としていることをお伝えすると、受話器の向こうでお客様はお気の毒にも愕然とされていました。
また弊社がじっさいお客様からお聞きしたお話なのですが、お子様もそのスクラブ石鹸で顔を洗っていて、目が痛いと泣いた事例もありました。お子様は、ママがお使いのモノには、とても興味があります。眼科医で診察を受けたか否かは不明ですが、幸いにも大事には至らなかったようです。スクラブ石鹸の泡が万一目に入った場合は、絶対にこすってはならないでしょう。先述のようにスクラブの角刃が、眼球をえぐります。
メイク落とし時の肌負担を軽減するつもりが、必要な角質層までもえぐり取るだけでなく、眼球までダメージを与えてしまっては後悔のしようもありません。これで危険な/間違ったメイク落としの事例は終わりにして、次の記事「
乾燥肌/敏感肌のメイク落としI
」では、いったん整理をしたいと思います。
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