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変形性関節症/関節痛でお悩みの方へ
健康食品/サプリの効果の実態(要約版)
どんなに効きそうなパッケージであっても、関節用の健康食品では変形性関節症(関節痛)は、まず治らないと考えるべきです。場合によっては、悪化させる可能性さえあります。「効かないという根拠は?」とご質問を頂きそうですが、効くといえる客観的根拠がないのです。(=エビデンスベースドではない。) 期待できる範囲は、美容補助程度とお考え下さい。膝痛などの関節痛の場合は、関節用医薬品を服用すべきです。
「コンドロイチン硫酸Na(コンドロイチン硫酸ナトリウム)」を有効成分とした関節用医薬品は、アメリカではサプリとして扱われています。残念ながら日本では、コンドロイチン硫酸Naが「食品衛生法」と「薬事法」でがんじがらめに縛られていて、サプリには含有物(低含有量)しか使用できないのです。効かない理由を詳しくお知りになりたい方は、別記事「
関節用サプリメント(詳細版)
」をご覧下さい。
私はスポーツをしすぎて、膝痛が発生しました。一時は階段の昇り降りが、痛くって大変でした。レントゲンでは異常がないので、「膝内症」との診断です。軟骨のみずみずしさの低下は、レントゲンでは現れないそうです。この状態が進行すると、いわゆる変形性関節症になるわけです。私は関節痛の薬(軟骨の素)を、近くのアルカドラッグさん(兵庫県内のドラッグストアチェーン)で購入しています。ドラッグストアさんによっては、私がみても明らかに「変」と思う健康食品がたくさん並んでいるお店もありますが、アルカドラッグさんに並んでいる商品は、ほとんどどれも真面目な商品です。とてもいいお店です。
先日いつも購入している安価な皇漢堂製薬さんの「コンドロパワーEX」が品切れしていて、かわりに小林薬品さんの「カルディナAN錠」が並んでいました。31日分で3千円足らずと、とてもリーゾナブルです。しかもコンドロイチン硫酸Naが、高配合です。大手メーカーさんのものはやはりCM代がある分、1.5倍以上のお値段です。冒頭に「健康食品はまず効かない」と申し上げたのは、例外的に主剤であるコンドロイチン硫酸が高配合のものもあります。しかし、この健康食品の場合は月当たりのコストは1万円以上で、しかもボリュームがありすぎて、お年寄りの胃にはすごい負担なのです。だから、医薬品なのです。私は小林薬品さんの回し者でもなければ、皇漢堂製薬さんの回し者でもありません。膝痛をもった、ただの健康オタクです。
いつもの私の記事の最後は「お医者さまとご相談」で締めくくるのですが、変形性関節症に関しては、そうとも言えない状況です。厚労省の医師への指針は、関節症はまず消炎鎮痛剤で対処し、痛みがいよいよ我慢できなくなったら、人工関節を植え込む手術という流れです。代替医療を採用されているお医者さんを除いて、殆どのお医者さんは、これにのっとって進めていきます。ですから結末はほぼ決定しているのです。何故なら消炎鎮痛剤が、確実に軟骨を破壊するからです。人工関節は曲がる角度も限定され、また何年かに1回は、メンテナンスをしなければなりません。考えるだけでも、痛々しいです。
私が知る限りでは、鎮痛剤を倍飲みしている女性の場合で、40代前半で人工手術のススメをお医者さんから受ける場合があります。鎮痛剤の乱用(薬物依存症)は、お肌がボロボロになるだけでなく、このように軟骨させ破壊していきます。心当たりがおありの方は、要注意でしょう。(→ 別記事
「鎮痛剤の倍飲みの恐怖
」ご参照)
いっぽう厚労省は、コンドロイチン硫酸Na主剤の医薬品も認めているわけです。この関節用医薬品(海外ではサプリ)は主としてヨーロッパで臨床試験がなされ、アメリカで確立された処方です。軟骨が復元されることが、証明されています。しかし多くの日本の方には、このことが知らされていません。あれだけコマーシャルが流れていても、関節用医薬品がただの消炎鎮痛剤と誤認されてしまう傾向があるようです。ちょうど「痛み止めだったら、病院の薬で間に合っている。」といった感じなのです。
患者さんからすれば、ベストの治療を受けていると信じてしまっているわけです。まさか軟骨を復元できる特効薬があることはご存じではないわけです。お医者さんに勧められるままに消炎鎮痛剤を服用し続け、いよいよ痛みに耐え切れずに人工関節の手術をされた方が、軟骨を修復する関節用医薬品の存在を知ったとしたら、それは悲劇以外の何物でもないでしょう。厚労省は患者さんの身を我が身に置き換えて、早急にこの行政の歪みを是正すべきだと思います。日本はもっと、お年寄りに優しい国家であったはずです。
もしこの記事をみられている方で、大事なおじいちゃん、おばあちゃんが関節サプリを飲んでいるようでしたら、すぐに医薬品に切り替えるように勧めましょう。足裏は、第2の心臓です。歩けなくなると、適切な健康維持ができません。ですから早めに手を打つことが大事です。
飲むコツは、@便秘にならないように、服用時にコップ1杯の水をのむ。Aナトリウム含有量が高いので、野菜等でしっかりカリウム補給する。Bエビ・カニアレルギーの場合は、ゼリア新薬さんの「コンドロイチンZS錠」にして、植物性グルコサミンのサプリを別途購入して併用することです。そして膝に負担がかかりにくいような、膝の曲げ伸ばしの運動が必要です。低い段差の上り下り運動や、サイクリングが適切です。膝を曲げ伸ばしすることによって、薬効成分(軟骨の素)が関節包に吸い込まれていくのです。そして、これはあくまでも私の個人的な服用方法ですが、効いてきたら錠数を減らすことも可能です。アメリカでは、そのように使用されています。いずれにしても、薬剤師さんに一度ご相談されるのが、大事だと思います。
追伸
コンドロパワーEXもカルディナAN錠も、グルコサミンという食品成分が適量添加され、コンドロイチン硫酸Naの働きを助けています。グルコサミンは甲殻類の殻から製造される、優れた健康食品の成分です。しかしグルコサミンの飲用だけでは、変形性関節症(軟骨の擦り減り)をストップさせることが不可能なことは、ヨーロッパやアメリカで証明されています。詳しくお知りになりたい方は、別記事「
関節用サプリメント(詳細版)
」をご覧下さい。
確かにグルコサミンには、鎮痛効果があるとされています。ですからNSAIDs(非ステロイド系消炎鎮痛剤)で痛みをしずめるよりは、膝には良いとされています。NSAIDsは確実に、軟骨を破壊しますから。しかしグルコサミンには変形性関節症の進行を遅らせる効果はあっても、軟骨を復元できる力はありません。
グルコサミンを飲用して、レントゲン写真上(見せかけ上)では、回復を確認できる場合があります。しかし私が意味する「軟骨の復元」とは、レントゲンで確認できない範囲のことを指します。軟骨を木にたとえた場合、グルコサミンで回復できるのは、「枝」だけです。大事な「葉」の部分は、それ相応の量のコンドロイチンでしか復元できません。
ですから、高価で効果が低い健康食品を頼るのではなく、安価で治療効果が高い医薬品がオススメなのです。わざわざ高価な関節用の健康食品を飲み続けて、気がつけば軟骨がすっかりすり減っていたとう情けない状況だけは、避けるべきだと思います。
詳細をお知りになりたい方は、別記事「
関節用サプリメント(詳細版)
」をご覧下さい。
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