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合成洗剤による手荒れ対策
ゴムアレルギーならビニール/ニトリルゴム手袋?
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この記事は、合成洗剤に弱い方向けのものです。合成洗剤(合成界面活性剤)を含んだ洗浄剤で快適な生活をされている方には、不向きな記事となりえます。あらかじめ、お断りをさせて頂きます。
前回の記事
では、ラテックスアレルギーと合成界面活性剤との関係の可能性について書きました。今回は樹脂製手袋に関することを、書きたいと思います。
食品製造業や半導体等電子部品業界などでは、ひろく使用されている、手袋の素材があります。ホームセンターさん等でもちょくちょく見かける、ニトリルゴム(NBR)です。耐油性、耐摩耗性、耐老化性、引き裂き強度にたいへん優れていて人気です。
ニトリルゴムは通常天然ゴムは使用しないため、ラテックスアレルギーは生じません。しかしニトリルゴムの製造過程で使用される「促進剤」とよばれるものがアレルゲンとなり、不都合が生じる場合があるようです。その他にも軟化剤等の化学薬品等も含まれているために、お肌への刺激に結びつき、炎症等が生じる場合があります。そのため注意書きには「体質によりカブレや湿疹が生じた場合がある。」と書かれています。
ビニール手袋の場合は、手指が動かしにくくなる等の機能的には低下しますが、添加剤が比較的穏やかになるために、安全性が高まるようです。しかしやはり安全性は万全ではなく、やはりお肌に炎症が生じる場合があるようです。
ここまで書きましたらお感じのことと思いますが、手袋をするにしてもやはり、お肌が健康で丈夫でなくてはなりません。そのためには結局は、合成洗剤(合成界面活性剤)に弱い方は、できるだけ合成洗剤のご使用をさけるべきでしょう。合成洗剤に弱い方とは、手に限らずお肌が乾燥してしまう体質の方です。たとえばW洗顔ではお顔が乾燥して毛穴が開いてしまったり、粉吹き肌になるほどお肌が乾燥してしまう方です。
弊社のモニターさんで、樹脂製のカバンの手提げ部分を腕から下げると、腕がかぶれると困っている女性がいました。その方は浴用洗浄剤として、ボディーソープ(合成洗剤)も使用していました。
私が純石鹸へ切り替えることを提言したところ、カブレはなくなってしまいました。樹脂にはさまざまな添加剤が含まれていて、それが汗等の水分で溶けだしてお肌を侵していた可能性が濃厚です。
その他の例ですが、汗ばむ季節に皮革製ベルトをしていると、ウェストにミミズ腫れができる方がおられました。やはりベルトに含まれる残留薬品による肌トラブルである可能性が濃厚で、純石鹸に切り替えることでカブレが消滅したことも・・・。
どんなに優れている保湿剤・スキンケア製品であっても、合成洗剤に弱い方が「合成洗剤を使用しない」こと以上にスキンケア性にまさるものはありません。お肌が健康で丈夫であれば、当然ながらアレルギー物質等の有害物質のお肌への侵入のリスクが低減するのは、当然の理でしょう。
今回のシリーズは、これでおしまいです。合成洗剤を使用していて心当たりがおありの方に、ご参考にして頂ければ幸甚です。
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