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合成洗剤による手荒れ対策用の
ゴム手袋でかぶれてしまう原因
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シリーズ最初の記事
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この記事は、合成洗剤に弱い方向けのものです。合成洗剤(合成界面活性剤)を含んだ洗浄剤で快適な生活をされている方には、不向きな記事となりえます。あらかじめ、お断りをさせて頂きます。
前回の記事
では、シャンプーの原液による、手荒れの可能性について書きました。今回は洗髪時の手荒れ対策のために装着する手袋によるリスクについて、書きたいと思います。
ゴム手袋を装着する目的は、被接触物と手を遮断すること等でしょう。前回の記事の場合であれば、皮膚を侵す合成洗剤(合成界面活性剤)です。またさまざまな産業界においては、有機溶剤や毒物などの危険物質から手を保護することが目的である場合も多いでしょう。逆に食品業界では、手に付着した雑菌が食品に付着しないようにすることが、目的となります。
そのような便利であるゴム手袋も、装着してしてカブレや湿疹の不都合が生じることがあります。天然ゴムを精製・加工する工程で使用した化学薬品が残留していて、それが皮膚を侵す場合があります。その他に、ゴム手袋の気密性が優秀なため、発汗と手袋の中の換気不足によって引き起こされる場合もあります。また逆にゴム手袋の指先等の部位にピンホールが明いていて、被接触物に含まれる毒物や刺激物が手とゴム手袋の隙間に入り込み、手を侵す場合もあるようです。
上記の場合はまだしも、症状が重篤であるラテックスアレルギーの場合は、相当な注意が必要です。単にゴムアレルギーにとどまらず、ラテックスフルーツ症候群に陥っている場合があるからです。ゴムに含まれるアレルゲン(アレルギー原因物質)に似たアレルギー性たんぱく質を、栗、ビワ、アボカド、マンゴー、バナナ、キウイフルーツなどの果実等が含んでいて、それらを食すると最悪の場合は死亡するアナフィラキシーショックを起こすことで知られています。
ラテックスフルーツ症候群である場合の対策は、医療機関等のさまざまなサイトで紹介されています。しかし「ゴムアレルギー」や「ラテックスフルーツ症候群」に陥らないための対策は、ほとんど見当たらないのが実情です。
「手荒れ」のテーマから少々それますが、
次回の記事
ではこのあたりについて探究し、ふたたび「手荒れと合成洗剤の関係」に戻ろうと思います。
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