トップページ
会社情報
美容・健康情報館
お問合せ
タラソテラピーとは
製品一覧
キャンペーン
ショッピング
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
ブラジャー等の透明ストラップでかぶれる原因と対策
〜肌バリアの低下の原因を探る〜
弊社タラソテラピー海藻パックやタラソテラピー入浴料などのタラソテラピー商材を扱っており、しばしば地元の百貨店さんなどで、実演販売をさせて頂いております。その際には単にタラソテラピー製品のご紹介をするだけでなく、お客様からお肌の悩みのご相談も頂戴します。この記事のテーマである透明ストラップによるかぶれも、そのひとつです。
サンダルやブラジャーの透明ストラップは、プラスチック(合成樹脂)製ですが、プラスチック100%というわけではありません。そのままのプラスチックでは硬過ぎるため、軟化剤などのさまざまな添加物が配合され、しなやかでお肌にフィットするストラップが出来上がるわけです。かぶれや湿疹は、プラスチックに練りこまれた添加物が、引き起こす可能性があるのです。
食品容器や食器などに使用されるプラスチックの場合は、食品衛生法上認められた添加物のみ使用されます。たとえば軟化剤の場合は、ショ糖エステル程度です。多量に摂取すればよろしくない成分ですが、少量であればさほど問題はありません。しかし靴や下着等を含む衣類には、そして家具や家電製品などには、そこまでの厳しい規制はありません。そのために、カブレや湿疹を引き起こす危険性のある刺激物や有害物質が、プラスチックの添加物として使われている可能性があるわけです。
これはCS患者さん(化学物質過敏症)からうかがった例でですが、ヒーターや暖房家電を運転すると、それら家電製品のプラスチック部分から刺激物が放出されて、使用できないこともあるそうです。健常者であっても、プラスチック部分が熱をもった時には、多少の異臭は感知できるでしょう。この異臭のもとは、添加物が気化したものだと考えられ、本来は人体にはよくない可能性があるわけです。
このようにプラスチックには薬剤などの添加物が含まれているわけですが、この添加物が汗によって溶出し、お肌に刺激を与えている可能性があります。サンダルの透明ストラップでかぶれる方は、ブラジャーの透明ストラップでもかぶれる傾向があります。そしてカバンの持ち手を腕に軽く引っ掛けているだけでも、やはりかぶれてしまうのです。じつはこのかぶれるメカニズムは、
「腕時計のベルトでかぶれたりベルトで腰回りにミミズ腫れができる原因と対策」と題した記事
と同じといえるでしょう。
ここでご相談されたお客様に、下記のような質問をさせて頂きました。
お客様はお風呂では、ボディソープ等の合成洗剤をお使いですか?
このようなお悩みをお持ちの方は、ほぼ100%、体質的に合成洗剤に弱いのにもかかわらず、合成洗剤でお体を洗浄されています。合成洗剤でなくとも合成界面活性剤やエデト酸入りの石鹸もしくは複合石鹸であっても、結果は同じです。これらの洗浄剤によって、肌バリアが著しく損傷し、その隙間から汗に混じって刺激物が角質層内に侵入している可能性があるのです。このような場合は、ボディソープなどから純石鹸に切り替えることにより、ピタっと改善される可能性があります。
適切に純石鹸で身体を洗浄した場合は、角質層内のカルシウム等のミネラルと結びついて金属石ケンと化してしまうことにより、それ以上皮膚内部を侵すことはまずありません。しかし合成洗剤の場合は、角質層内のミネラルと結びつくことなく、どんどん肌内部に侵入していき、大切なセラミドさえ洗い流してしまう危険性があります。その結果肌バリアは大きくダメージを受けることになりかねないのです。
純石鹸選びにつきましては、特別な製品は必要ありません。安価な純石鹸なほど安全性が高く、いろいろと混ぜ物が多い石ケンほど、お値段も危険性も高くなる傾向があります。石ケン選びについきましては、別の記事をご覧下さい。(→
純石鹸特集記事
)
なお、合成洗剤に弱い体質か否かについては、メイク落としや洗顔、そしてそれらが組み合わさったダブル洗顔をすることで、毛穴が開くか否かでも確かめることができるでしょう。もし毛穴が開くようであれば、その方は合成洗剤に弱い方です。毛穴は本来、そう間単に開くものではありません。毛穴周囲が極度に乾燥することにより、毛穴は開くわけです。
この記事が、皆さまのお役に立てれば幸甚です。
(
アメブロ内の類似記事
)
(
はてなブログ縮小版記事
)
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
ページトップへ
ココログ
Ameba
Hatena
Facebook
Twitter
Instagram
無断転載は、ご遠慮下さいませ。