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カワラヨモギエキスで菊アレルギー
〜 天然由来は必ずしも安全ではない! 〜
カワラヨモギとはその名が示すように、河川敷や河岸に活発に繁殖するヨモギです。雑草ではありますがk、古来より薬草として利用されてきました。カワラヨモギエキスには、保湿効果や抗炎症作用があるとされています。また抗真菌作用があるきおとも知られていています。そういうわけで、カビが大敵の手作り化粧水には、うってつけの天然防腐剤のように聞こえてしまうのでしょう。l
しかしここで注意して頂きたいのですが、ヨモギはキク科の植物です。菊などのキク科植物のアレルギーは、比較的強いとされています。カワラヨモギエキスを配合した手作り化粧水を塗布し続けた場合、それまでキク科植物に対してアレルギーがなくとも、アレルギーを発症する危険性を無視できないでしょう。
他の記事でも書いておりますが、消化器官には関所が設けられていますが、皮膚から吸収される成分に関しては、ほとんどフリーパスなのです。日本では口にするもの(食品)の安全性は厳しく、そしてお肌に塗布するもの(化粧品等)の安全性はややゆるく見られがちですが、欧米ではまったく逆なのです。化粧品原料や化粧品そのものは、きわめて高い安全性が求められます。
小麦エキスが配合されていたお茶石鹸が、少なからずの消費者ににアナフィラキシーショックを引き起こさせた事件は、記憶に新しいところです。その石鹸を使用した方が、それまで小麦アレルギーでなくとも、皮膚から小麦成分を吸収して、アレルギーを発症したわけです。これと同様のことが起こることは、カワラヨモギエキスでも否定できないというわけなのです。
カワラヨモギエキスと同様に、
ローズマリーエキス(ROE)などの天然防腐剤にも、やはりアレルギーの危険性があります。
化粧水をいくらか使い終えた頃に肌荒れが出始めたら要注意で、それはアレルギー性皮膚炎(アレルギー性接触皮膚炎)である可能性があります。ほかに光過敏症に陥ったりと、重篤な症状に陥る危険性があります。
そして手作り化粧水に使用するわけですから、それなりに正しく製造されたカワラヨモギエキスである限りは、エキスのメーカーや販売者は、消費者に肌トラブルが生じてもショック死しても、何ら責任を負う必要はありません。化粧品や医薬部外品(薬用化粧品)の場合は、問題があれば製造販売元が責任をとることになっています。しかし手作り化粧水いエキスを配合した場合は、すべて自己責任です。手作り化粧水を作って使用する場合は、消費者に高度な判断が求められるというわけです。
安易に「天然=安全」と、考えるべきではありません。パラベン等の一般的な防腐剤に比べれば、天然防腐剤による肌トラブルは重篤になる傾向があるようで、取り返しのつかないことにもなりかねません。
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