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エチドロン酸を配合した無添加石鹸
〜 不純石鹸 平成のまとめB 〜
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初回記事(序章)
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第2章
よりの続き)
3.エチドロン酸Na配合の無添加石鹸
「無添加石鹸」と称される石けんによく配合される他の成分として、「エチドロン酸Na」という化学物質があります。これもエデト酸と同様にキレート剤として、石鹸の洗浄力を高める作用があります。ですから合成洗剤でお肌が乾燥してしまう乾燥肌の方には、やはり不向きといえるでしょう。キレート剤は既述のように、角質層内のミネラルに蓋をして、石鹸成分がセラミドも洗い流してしまう危険性があるからです。
それなりのお肌への刺激はあるようですので、やはり敏感肌の方は注意をすべきでしょう。しかしエチドロン酸先進国であるアメリカのFDA(米国食品医薬局)の情報によれば、催奇性および発がん性の危険性はないとされています。ただしあくまでも短期的な動物実験結果によるものです。皮膚感作性(アレルギー)についてはまったく未知であり、日本政府は「情報不足」としています。
そのように安全性が確かめられていないエチドロン酸Naの配合が許されるのは、アメリカ的な事情が影響しているようです。アメリカでは、それまで使用していた添加物の危険性が明らかになった場合は、それよりも安全であろうと推測される添加物で、補う傾向があります。すなわちエチドロン酸Naは、「ボスト・エデト酸塩」というわけで、エデト酸塩を配合するよりは被害は小さいであろうという推測に基づいています。
このエチドロン酸Naが配合された「無添加ベビー石鹸」と称される不純石鹸も、実際に日本でも販売されています。赤ちゃんを大切にされるママには、慎重な選択が求められるでしょう。繰り返しになりますが、国はアレルギー発症のリスクについては、「情報不足」の化学物質と位置付けています。「情報不足」とわかっていて、その化学物質を野放しにしている国の行為は、一見無責任とも解されます。このような例は、あまり他では見かけません。どうやらこれには、根深い理由が感じ取れます。(
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