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より安全な純石鹸の選び方
純石鹸シリーズ③
前回の記事
では、浴用石鹸と洗顔用石鹸について書きました。今回は純石けんの選び方について、書きたいと思います。
石鹸のパッケージをみると、「釜焚製法」などのフレーズが記載されています。これは保湿成分であるグリセリンが、ほどよく残っているという意味で、乾燥肌には優しいとのことです。しかしグリセリンというものは角質層内に浸透してこそ保湿力を発揮することから、石鹸に含有されるグリセリンによる保湿効果は極めて軽微でしょう。また、おおよその純石鹸はその製法で製造されていますので、とくに注意する必要はないでしょう。
重要なのは、何の油脂を使用している純石鹸かということです。植物性であればパーム油脂やオリーブ油、動物性であれば牛油などです。一般的にはパーム油よりは牛脂のほうが、お肌に優しいとされています。牛脂は人間の皮脂に似ていて、そのぶんお肌への低刺激性に優れている理由です。敏感肌の方には、牛脂主体の石鹸がオススメです。
ただし牛脂は融点が高い等の理由により、牛脂100%の使い易い石鹸をつくることは困難です。そのためにある程度、融点の低いパーム油等をブレンドします。原料に占める牛脂の割合が高い石鹸ほど、お肌に優しいといえるでしょう。
ただアトピー性皮膚炎等の皮膚病を患っていて、肌バリアが万全でない方は、牛脂主体の純石鹸でもお肌に刺激がある場合があります。その場合は、オリーブ油主体のマルセイユ石鹸等も、ひとつの選択肢となるようです。オリーブ油はさらに、お肌への刺激性が低いとされています。
洗顔後にお肌がはれるような場合があっても、繰り返し使用することにより、お肌にその油脂が慣れていくという場合もあるようです。しかし現象的には悪化を伴いますので、通院されている方は主治医の先生に相談されるほうがよろしいと思います。(好転反応を見極めるのは素人には困難。) このように使用されている油脂により、使用感が違ってきます。お肌の弱い方には、ご自分のお肌にピッタリ合った石鹸選びが必要でしょう。
そしてそれ以上に重要なことは、油脂のグレードです。同じ純石鹸であっても、グレードの低い油脂を、使用していると思われるものもあります。石鹸を開封して嗅いでみると、無臭のものもあれば、化学物質的な強い香気を発する純石鹸もあります。香料と同じく、香料はアレルギーを引き起こす危険性があります。
私自身は現在、洗濯用にも合成洗剤を使用していません。このような状況で合成洗剤を嗅ぐと、鼻が痛くなります。同様に強い香気を発する純石鹸を嗅ぐと、やはり鼻が痛くなるわけです。あくまでも私の経験によりますが、合成洗剤を製造していないメーカーさんの純石鹸のほうが、安全性が高いと思います。化学物質の混入・汚染(コンタミ)がゼロに近くなるという、最大のメリットもあるからです。
次回の記事から
はアルガアイ的な見地より、オススメの純石鹸について書きたいと思います。ご紹介予定の石鹸は、シャボン玉石けんさんの「シャボン玉浴用」、桶谷石鹸さんの「愛源A(アイゲン)」、ねば塾さんの「白雪の詩」です。
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