トップページ
会社情報
美容・健康情報館
お問合せ
タラソテラピーとは
製品一覧
キャンペーン
ショッピング
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
人体に必要な栄養素とは? 毒素とは?
サプリメント依存の危険性
人体にとって栄養素とは何か?毒素とは何か?」と聞かれた場合、「栄養素とは人体の健康維持や成長に必要な蛋白質・脂肪・炭水化物の3要素や無機質・ビタミンなどで、毒素とは人体を損なうもの。」と答えるのが一般的でしょう。確かにこの答は正しいのですが、この答のように考えてしまうと、サプリ消費者のみなさんが大きな落とし穴にはまってしまう可能性があります。
まず第一に、当たり前のことですが栄養素とは現在科学的に明らかにされているもののみを指し、解明されていなくとも人体に不可欠なものは対象とされておりません。いくらマルチビタミン・ミネラルサプリと申しましても、自然の食事から得れる栄養素全てを摂取できないと考えるのが妥当でしょう。だからこそ通常の食事を大切にし、サプリを脇役にしていただきたいのです。もっと申し上げるのであれば、日本とアメリカで同じブランド名で販売されているマルチビタミン・ミネラルサプリの内容を調べてみますと、日本で販売されているものは栄養成分は20種程度ですが、米国で販売されているものは、30種以上がブレンドされているのです。日本人が栄養素が10種少なくて済むはずなんてありえません。10種少ない理由は別項で詳しく述べますが、メーカーの都合もあれば、その国の実情によるものもございます。ですからサプリに対する過剰な期待は、サプリ消費者であるみなさんの健康を、かえって害してしまうわけです。
また栄養成分は、逆に評価が下がってしまう成分もあります。たとえば大豆に多く含まれるビタミンEの一種であるγ-トコフェロールは、α-トコフェロールに比べて生理活性が低いということで、数年前に栄養素から除外されてしまいました。しかし近年製剤メーカーさんにより、この成分には強力な鎮痛効果があることが明らかにされつつあります。頭痛や生理痛などでお悩みの女性には、かなり頼もしい成分かもしれません。
次に毒素との関係ですが、栄養素と毒素とは別物と考えることにより、大きな落とし穴に落ちてしまう可能性があります。栄養素が毒になる場合もあるのです。いわゆる過剰摂取です。特にビタミンAは、万国共通の要注意ビタミンです。栄養機能食品以外は注意書きがされていないこともありますので、妊娠中は特に注意が必要といわれています。また多くの無機質(ミネラル)は、所要量と許容上限摂取量の幅が狭く、過剰摂取すると毒になります。米国では鉄のサプリメントによる死亡事故も報告されています。
一昨年、マンションの敷地がセレンに汚染されているという事件がありました。セレンといえば、あの抗酸化ミネラルで女性の間で人気の高いミネラルです。しかしこのように高濃度になれば、有益なミネラルは毒に変貌してしまいます。日本人は欧米人に比べてグレーゾーンを好む民族ですが、こと栄養素と毒素に関しては、右か左に振り分けてしまう傾向があるようです。公害などによって特定の物質が毒素扱いされてきて、それが固定観念化しているのではと思われます。米国農務省で人気者であるボロン(ホウ素)もその一つです。ボロンは生体内でビタミンDを活性化して骨粗しょう症を予防したり、女性ホルモンの分泌量を増やしたりするありがたいミネラルであることも実証されつつあります。しかし日本では完全に毒素扱いであり、政府が毒素としての摂取量を調査した記録はあるものの、栄養素として捉えたことは一度もありません。ホウ素は大豆に比較的多く含まれます。別項ではγ-トコに関して述べましたが、抽出されたイソフラボンだけをサプリメントで摂取するだけでなく、是非とも大豆を丸ごと食したいものです。ちなみに今人気の寒天は、ホウ素を驚異的に含む食材です。
そしてもう一つ、ビタミンCなどの許容上限摂取量が設定されていない栄養素は、いくら摂取しても安全だととの誤解をされておられる方が多いそうです。これは全くの間違いで、ただ単に正確なデータなないだけです。ビタミンCであれば2000mg/日以上の摂取で、ビタミンBの一種である葉酸が対外に流出してしまうとも警告されています。1瓶にビタミンCが1000mg含有されている健康志向の清涼飲料水であれば、2本/日が限度ということになります。実はこれは、妊娠適齢期の女性の方にとりまして、シリアスな状況を招く可能性のある落とし穴のようです。(葉酸欠乏の危険性につきましては、別項をご参照下さいませ。)
以上のように、サプリは大きな落とし穴がここかしことあります。サプリをお召し上がりになる前に、やはりまずは日々の食事を大切にすることが肝要ではないでしょうか。弊社のサプリである『ななびぃ』を含むサプリメントに過剰に依存するのではなく、日々の健康に上手にお役立ていただくのが、サプリの本来の姿でしょう。
化粧品成分/美容・健康情報 AtoZ 記事一覧へ
ページトップへ
Hatena
Ameba
Facebook
Twitter
Instagram
無断転載は、ご遠慮下さいませ。