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グレープフルーツ種子エキスの安全性
〜 天然由来だから安全という理由に根拠なし 〜
グレープフルーツ種子エキス(グレープフルーツシードエクストラクト/GSE)は安全で、防腐効果に優れた保存料と宣伝されています。はたして本当でしょうか・・・?
日本ではグレープフルーツ種子エキスに関する調査は、ほとんど行われていませんでした。しかし欧米では比較的早くから、グレープフルーツ種子エキスの危険性は明らかにされてきました。その内容は、多くのグレープフルーツ種子エキスには塩化ベンゼトニウムや塩化ベンザルコニウム等の合成殺菌剤が、しっかりと含まれていたということです。
海外でのこの調査をうけて、日本でも市場におけるグレープフルーツ種子エキスEの調査が行われました。その結果、化粧品原料を含む多くの製品より、やはり同様の成分が検出されました。これらの薬剤は、排水管の消毒などの使用される、人体には有害な殺菌剤です。
このことより、そもそもグレープフルーツ種子エキス自体に充分な殺菌能力がないのではとの、お粗末な見解も噴出してくる始末です。挙句の果てには、グレープフルーツに塗布される防カビ剤が、種子に取り込まれたものを抽出しているのではとまでも・・・。
そういった事実もあり、防腐剤としてグレープフルーツ種子エキスのみを配合している化粧水などは、phを極端に酸性に傾けているなどの特徴があるようです。強酸であればカビや雑菌の増殖を防ぐことが可能ですが、そのようなphの低い化粧水をお肌に塗布すれば、まず間違いなくお肌(角質層)は乾燥肌となり、何のための化粧水かということになってしまいます。そういった欠点を目立たないようにするため、強酸の化粧水はグリセリンの配合率を高くして、ベタベタするのが一般的なようです。肌上だけがベタベタしているだけで、角質層内は干からびてしまいますので、そのあたりはご注意下さいませ。
いっぽう、もしグレープフルーツ種子エキスにしっかりとした殺菌力や抗菌力があるとすれば、別の問題が出てきます。それはお肌や身体に対する毒性です。天然由来の保存料というだけでは、安全性は担保できません。カビや雑菌に害を及ぼす物質は、ほぼ例外なく、人体にも害を及ぼす危険性があるのが実情です。
天然由来成分による肌トラブルだから軽微でしょ!?
とんでもありません。たとえばローズマリーエキスなどの天然防腐剤でアレルギーを起こし重篤化すると、ローズマリー抽出物を使用した芳香剤の匂いや食品にまで反応してしまうといった、生活での支障が出てきます。詳しくはパラベンフリーの記事にて種々の天然防腐剤をご紹介しておりますので、ご覧下さいませ。
以上のように、グレープフルーツ種子エキスに確かな防腐効果があってもなくても、同化粧品成分を配合した化粧品には、安全性や保湿効果に疑問が生じてきます。お肌に塗布するものですから、安全性や効果が不確かな化粧品成分を配合した化粧品は、使用すべきでないでしょう。
なお、出来合いの化粧水等コスメへの配合だけでなく、手作り化粧水の材料としても、グレープフルーツ種子エキスは人気のようです。手作り化粧水の最大のメリットのひとつは、安全性を高めることでしょう。安全性が疑わしい防腐剤を添加するよりも、冷蔵庫で保存して短期間のうちに使い切るほうがはるかに安全であると、アルガアイは考えます。
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