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ビタミンC過剰摂取で葉酸不足の危険性
奇形のない健やかな赤ちゃんの誕生のために A
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葉酸に関する初回記事
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葉酸に関する初回記事では、妊娠の可能性がある女性(妊活女性)は葉酸を、通常の食事だけでなくサプリメントからも摂取することで、胎児が奇形児となるリスクを低減できることを書きました。妊娠してから葉酸不足にならないように気を付けるのではなく、妊娠前から葉酸不足を解消しておくべきということです。
さてこの葉酸不足ですが、単に葉酸の摂取量が少ないだけで生じるわけではなく、ほかに大きな盲点もあります。それがビタミンC(アスコルビン酸)の過剰摂取であり、美容に気をつけている方はとくに要注意でしょう。ビタミンCはシミ・ソバカス対策として、またメラニン色素還元効果/美白効果に優れているということで、女性にはたいへん人気のビタミンです。妊娠中に起こる色素沈着を改善・解消する目的でも、多くの妊婦さんが医薬品のビタミンCもよく服用しています。その医薬品の多くは2000mg/日の服用量が設定されています。
じつはこの量は妊婦さんにとって、上限摂取量ということが最近わかってきています。この量を越してビタミンCを過剰摂取すると、体内の葉酸を消費してしまうという副作用があるようです。ひと昔前はビタミンCには副作用がないと言われていましたが、この葉酸を消費するという副作用以外にも、さまざまな副作用があることがわかってきているようです。キレイになるためだったら無茶なことまでしてしまう女性は、少なくないようです。たとえば美肌効果が高いと宣伝されている成分であれば、早く効果を得たいために上限量の何倍も一気に飲み込む方など・・・。妊活中や妊娠中は奇形児や流産の危険性が高まるため、慎重になるべきでしょう。
またビタミンCはさまざまな加工食品の酸化防止剤として配合されているほか、ビタミンCを主体とする栄養ドリンクやジュースなどにも配合されるという点にも、配慮すべきでしょう。たとえばビタミンCを1000mg配合している清涼飲料を1瓶飲めば、医薬品の服用量と合わせて3000mgの摂取量となってしまうわけです。ここまでビタミンCを過剰摂取してしまうと、せっかく適量の葉酸を摂取していたとしても、葉酸不足になってしまう危険性が生じてきます。ですから妊活中または妊娠されている女性は、このあたりにも充分注意を払うべきでしょう。なお一般の食品、たとえば野菜や果実から摂取するビタミンCについては、過剰摂取を心配するレベルのことではないようです。
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