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化粧品成分の本当の安全性を知る方法
覆面美容サイト情報の鵜呑みは危険!
あああ
化粧品成分を調べる際に、お困りの方は少なくないようです。ひとつの美肌成分を調べようとした場合、じつに様々な情報がインターネット上に、溢れんばかりにひしめいているのが実情です。同じ化粧品成分であっても、「安全性が高い」と書いている化粧品成分検索サイトもあれば、「危険性が高い」と書いている美容サイトもあるからです。
この情報の取捨を間違えると、肌トラブルに直結する場合があるため、注意が必要です。実際弊社のお客様でも、その情報の選択を誤ったために、肌トラブルに遭遇した方もおられたようです。
一見難しいようですが、アルガアイ流を実践して頂くと、信頼性が高い美容サイトを選ぶことが可能です。しかも、超簡単! もちろん例外はあるでしょうが、大きく外れることはないでしょう。その方法とは、世間一般の常識を当てはめればよいだけです。
真剣なお話をする際に、目出し帽に黒サングラスをかけた人が言うことと、そうでない素顔の人の言うこととが相反すれば、あなたはどちらを信じますか? そして、そのサングラスをかけた人が名刺をあなたに差し出すことなく、素顔の人が所属する会社も個人名も記載した名刺を渡すのであれば、いかがでしょうか・・・。
一般的には、素性を隠さない人の言うことを信じるでしょう。なぜなら、素性を明かしている方は責任を持って発言している可能性が、高いと考えることができるからです。顔も見せずに名刺も渡すこともしないのであれば、少々意地悪な表現となってしまいますが、その覆面の人は無責任に好き勝手言うことが可能というわけです。
じつはインターネット上にも、同様のことがあります。すなわち、覆面をしているドメインと、素顔のドメインがあるのです。それは「ドメイン」の所有者を調べることで、簡単に判別できます。この調査を「WHOIS検索」といい、どなたでも無料でできます。
たとえば弊社公式サイトのドメインは、“https://www.alga.jp/”です。WHOIS検索できるサイトはいろいろありますが、たとえばこちらの“https://tech-unlimited.com/whois.html”でもよろしでしょう。こちらのサイトにアクセスして、「ドメイン名 / IPアドレス」の欄に弊社のドメインをペーストしてリターン実行してみて下さい。弊社のドメインの場合は、下記のような情報が出てきます。
******************************************
Domain Information: [ドメイン情報]
[Domain Name] ALGA.JP
[登録者名] アルガ・インターナショナル株式会社
[Registrant] alga International Co., Ltd.
[Name Server] dns101.wadax.ne.jp
[Name Server] sv105.wadax.ne.jp
[Signing Key]
[登録年月日] 2005/12/05
[有効期限] 2019/12/31
[状態] Active
[最終更新] 2019/01/01 01:05:10 (JST)
Contact Information: [公開連絡窓口]
[名前] GMOクラウド株式会社
[Name] GMOCLOUD
[Email] dns@wadax.ne.jp
[Web Page]
[郵便番号] 530-0011
[住所] 大阪府大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪タワーB 23F
[Postal Address] 3-1,Ofuka-cho,Kita ku
Osaka City,Osaka Pref 530-0011
[電話番号] 06-7634-1920
[FAX番号] 06-6374-0192
******************************************
弊社は零細企業のためGMOクラウド鰍ウんのレンタルサーバーを使用していますが、上記のように登録者(Registrant)である弊社名が、しっかり出てまいります。もし自社サーバーの場合であれば、[名前] GMOクラウド株式会社の箇所も弊社名となり、さらに管理者の名前もでてきます。
ですから弊社のサイトで変なことが書かれていれば、とくに文責者名が記載されていない場合は、弊社の代表取締役が責任を問われることとなります。当然ながら責任を問われたくない、また企業としての信頼を失くないため、ウソや間違ったことを書かないように、気を付けなければなりません。
しかしドメインを先ほどのWHOIS検索サイトで調べても、登録者(Registrant)がレンタルサーバー会社しか出てこない場合があります。実質的なドメインの登録者がマスキングされてしまっているのです。これを「Whois情報公開代行」といいます。
この手続きの方法ですが、ドメイン所有者がドメインを管理するレンタルサーバー会社に、「身元を隠して欲しい。」とお願いして、可能となります。安全なインターネット社会を目指すのであれば、ドメイン主はすべて公開されるのが鉄則なのですが、その抜け道というわけです。じつはこの抜け道は、アトピービジネスなどでよく利用されます。
一旦この契約が成立すると、裁判所による開示命令でも出ない限り、ドメイン所有者は公開されることはありません。ですから、少々意地悪な言い方になるかもしれませんが、犯罪にならない程度のことまでであれば、実行可能となるわけです。実際に毒性があるをわかっている化粧品成分でも、「安全性が高い!」など言っても、まず責任を追及されることはありません。あくまでも、意地悪な言い方になりますが…。
じつは弊社のお客様で、過去に覆面サイトで書かれていることを鵜呑みにした結果、肌トラブルを起こした方が決して少なくないのです。これが今回この記事を書いた動機であり、消費者のみなさんにもぜひ活用して頂きたいのです。
弊社は手作り化粧水の材料や容器を販売している関係上、自称「超敏感肌」のお客様より弊社製品のご質問を頂戴するだけでなく、体験談をたくさん頂戴します。とくに近くの百貨店さんで弊社製品の店頭販売を行っている最などには、お肌の調子までも間近にうかがうことができ、とても貴重な情報となります。そういった情報をもとにして、場合によっては医学的裏付けをとったうえで、弊社公式サイト内の「美容健康情報館」に、記事として書かさせて頂いております。
とくに多い事例が、下記の化粧品成分による肌トラブルです。
@ローズマリー葉エキス(ローズマリーエキス/ROE)
化粧品成分情報サイトでは「天然成分なので安全」と書かれていたが、同成分配合の化粧水を使い出して暫くたってから皮膚炎を起こし出した。(アレルギー性皮膚炎) 「天然=安全」というイメージがあったため、使用中止までに時間を要して、重篤化した。
A1,2−ヘキサンジオール(ヘキシレングリコール)
美容サイトで「グリセリンと同程度に安全な保湿剤」と書かれていて、しかも防腐剤無添加と書かれていたために使用した。使用後皮膚炎を発症した。
上記の2つは、パラベン配合品を避けんがためにあえて違う防腐剤配合品を選択した結果、肌トラブルを生じてしまったわけです。以外にも聞こえるかもしれませんが、パラベンでは何ら肌トラブルがないのが特徴です。決してパラベン配合品をおススメするわけではありませんが、パラベンが最も安全性が高い防腐剤ということかもしれません。
Bグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K/カンゾウエキス甘草根エキス)
美容サイト等で「副作用はない」「天然由来」「原料の甘草は漢方に使用されてきたものだから安心」といった言葉を信じて同成分配合の化粧水を購入して、最初は美白効果で透き通る感じがしたが、最後には肌がくすんできた。(他にも浮腫で凸凹肌になった事例もあり。)
効果が出るほど配合されていなければ、それほど気にすることではないかもしれません。しかし同製品配合化粧水等を皮膚に塗布して非配合品よりお肌が著しく白くなるのであれば、長期連用は絶対に避けるべきです。漢方では甘草の長期連用は、禁じられています。新陳代謝低下によるくすみは必至のことであり、これは副作用としてはまだ軽微な症状でしょう。
この時点で安易にケミカルピーリングやスクラブ材を使ったピーリングを行うと、二次被害が生じる危険性が大きいです。なぜなら新しい皮膚の産生が遅れており、くすんでいる角質層でさえ必要な状態だからです。
なお、加水分解コムギによるアナフィラキシーショック事故を起こしたお茶石けんと、ロドデノール白斑事故を起こした薬用美白化粧水にも、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されていた点にも、注意を払うべきでしょう。同成分の免疫抑制作用が、これらの事故の副因であった可能性があります。
その他の注意点として、グリチルリチン酸ジカリウムを高配合した薬用化粧水をアトピー性皮膚炎に使用した場合は、その性状ゆえなのか、結果的にステロイド剤よりも強いリバウンドや副作用が起ることもあるようです。
以上のように、覆面サイトの記述内容を信じすぎたばかりに、肌トラブルを負ってしまうことがよくあるのです。もちろん弊社を含めて、身元を明かしているドメインで書かれている内容が、絶対正しいと言っているわけではありません。また、覆面ドメインの所有者が超恥ずかしがり屋さんで、身元を明かしたくないだけの理由も考えられます。これから情報を得る際の、ひとつのご参考をして頂きたいわけです。それだけでもかなり、安全性は高まるでしょう。
その他、知っておいて頂きたいことを、以下に列挙致します。
@独自ドメインの記事に比べて、ブログ記事は検索順位が落ちる。しかしブログ記事の場合も文責者(社)が特定できるのであれば、信頼性が高い可能性がある。
Aドメインの最初の“https”と“https”では“https”のほうが信頼性が高いと言われている。しかしこれはあくまでも、記述内容の信頼性に直結するものではない。覆面サイトは新しいサイトが多いため、“https”化が進んでいる傾向がある。早くから開設されているドメインは、サイト全体を“https”化するにはコストがかかるため、いまだに“https”化は進んでいない場合もある。
B各種化粧品成分の安全性に関する情報でパッチテスト等の結果が引用されるが、化粧品製造側のものではなく公的なデータが重要。また公的なデータであっても、肌の弱い人やアレルギー体質の方が被試験者になるのは考えにくいため、おのずと実際の市場における結果と違ってくると考えるのが妥当である。
弊社がこのような記事を書く目的は、もちろん化粧品成分に対する不安を、煽るためではありません。これまでお客様がお客様ご自身の苦痛と引き換えにして得られた貴重な経験や、化粧品業界に身に置く弊社自らが知り得た情報は、積極的に開示すべき責任があるというポリシーによるものです。
たとえば既述のグリチルリチン酸ジカリウムに関してですが、加水分解コムギによるアナフィラキシーショック事故を起こしたお茶石けんと、ロドデノール白斑事故を起こした薬用美白化粧水にも、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されていた点がまったく議論されないという、一種の閉鎖感がこの業界にはあるようです。以前同成分に詳しいアトピー性皮膚炎の患者会の理事長様(故人)とお話した際に、同成分の免疫抑制作用がこれらの事故の副因であった可能性について意見交換したことを、今でも思い出します。
この記事が、皆様の安全なコスメライフの、一助になれば幸甚です。
(
アメブロの同内容の記事
)
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